例えれば、日替わり定食で徳を積む日

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ザラメで雨である。

困ったことに、ウェアと称しているただのジャンバーが濡れまくりである。

本日の富良野スキー場、
ゴンドラ山頂は濃霧、少し下って雪、さらにみぞれ、シメは雨。
上から1本降りてくるだけで4度おいしい、こんなゲレンデ。素敵だよね!

そしてまた本日の雪質が、ザラメ雪なんだわ。

実はゴンドラ乗り場の掲示板に、

『今日は暖かくザラメ雪なので注意しましょう。』

て書いてあった単語をそのまま拝借してるだけなんだが、とにかくザラメ!
食ったらさぞかし大味でかつ残念なぐらいマズイだろうと思ったらホントにマズかった、硬めのシャーベット。

これがまた滑りにくいんだ。

いつもなら気にせず突き抜ける小さな段差や他人がつけたトラックにイチイチ蹴り返され、
深雪ゾーンではうまく曲がらず何度も股裂きになりかけ、
スキーもツルツルとよく滑るかと思えばいきなり急ブレーキがかかったりして、
まったくもってようわからん。何がしたいんだ!
パウダーとはまた違った難しさがあるな…。

でもジャンバーを濡らしながら何本もやってるうちに、だんだんコツがわかってきたよ。
だいぶスキーが行きたいとこについて来るようになりかけ。
これはまた一歩、なにやら上達しちゃう気配だ。
いいぞ、いけいけ、俺の牛歩戦術。

自分にほどよい負荷がかかるってのは、ちょっとキツくてだいぶ愉快なもんだね。キツ楽しい?…言いにくい。

そんなわけで、
人もまばらな雨の富良野で、
今日もコソコソやってますよっと。