2012-01-01から1年間の記事一覧

中華の極北 ヤツは天を目指し俺は涙する

年に2回ぐらい会ってメシを食うような関係のヤツに、 「普通にマズい中華料理屋と、 マズいけどウエイトレスさんのスリットのキレ具合が素晴らしい中華料理屋と、どっちがええ?」 そう尋ねられてスリットを選択しないような男を、俺は根源的に信用しない。…

マニュエルからメールが届いてね。

実は昨夜、知る人ぞ知るキューバはカマグエイの歯医者マニュエルから、 クリスマスおめでとう!みたいなメールが来たんだよ。 それで、こりゃもう何か動画でも作って見せてやらないとなぁと思って、パッパと。 これでキューバ関係は大体終わりか…。 あとは気…

また小樽舞鶴なのね!

ちょっと出稼ぎしてくる。 海上はシケ模様だとさもう帰りたい。

ほんのり後日談

成田空港に着陸してしばらくすると、ふいに携帯の電波が回復する。 1ヶ月もネットのない生活をしていたのでさぞや大量のメールが来るだろうと思ったら、それほどでもない。 俺って淋しいヤツなんだな…。 飛行機を降りてとりあえず生還のメールをいくつか飛…

前に進むのはいいこと。

キューバ日記もやっと終わったので、ひさしぶりに動画でも作って遊んでみた。 バイク:CD90ベンリィ 耐寒スパイク仕様 特別出演:ヨッシーとエトリックス フリー音楽素材:甘茶の音楽工房 Special thanks to スパイクタイヤを譲ってくれたRC34Eさん! 最近マ…

7月10日 最後だから怒るよ…

深夜の空港はさすがに閑散としている。 空港というと成田をはじめとして深夜は閉鎖するところも多いが、 ここは夜でも離発着する便があり、どうやら俺は朝までこの喫煙ブースのベンチで寝ていられそうである。 この小部屋にいるのは入れ替わりでやって来る喫…

7月9日#2 空港耐久日記

ひたすら 暑いのでちょっと林の中で休んでみる。 歩き出せばもうすぐ空港に着いてしまうし、着いたら着いたできっと退屈だ。 急いでもしょうがないのでここでしばらく昼寝…と思ったら、意外と蚊がいるんだったキューバ。 海外で身の置きどころがないという…

7月9日 ピエロだって休むさ

朝が来たか。 フライトの明日をのぞけば今日がキューバ最終日だ。 長い旅、特にハバナ滞在は長ーく思えたが、もう帰るとなるとそれほどでもない気もする。 3泊も世話になったジョージ宅ともお別れだな。 荷物をまとめて部屋を出ると、ジョージはいなかった…

7月8日 しずめてゆく

さぁもう本当にいよいよすることもないが、もはや日課の昼散策にでも行ってくるか。 ハバナを散歩するのも今日で最後になるだろうしな。 そういえば今日は日曜日か。 休日のこの街がどんな感じになるのかは少し興味がある。 6階の部屋にいてすら、あいかわ…

7月7日#2 ハバナ、掟は見えない

帰国日も近いし。 もうハバナから動くこともないだろうし。 そろそろ買うか。土産。 そう、土産だ。 キューバでやることも無くなった今、最後の気がかりと言えばこれ。 俺はもともと年賀状も書かない不精者だし、人力旅でちゃんと帰ってくるかどうかも怪しい…

7月7日 もはやユニサイクルとは何の関係もないよ

やることないけど今日も街に出撃。 いや、やることはあるんだった。 ペソクワーノでひたすら買い食い。それが今の俺の存在意義だ! これは珍しい。コロッケ挟みパン? たゆまぬ開拓精神の成果である。 そんなことより俺の次に並んでいた前方の彼女、とても…

7月6日#3 イエルバ・ブエナ

晩メシ食いに行ってくるよと言って部屋を出てきたが、 上半身裸のおっさん二人はキッチンでなかむつまじく料理を作っていた。 まぁ、快く送り出してくれたから俺はそれでかまいません。 ビエハ徘徊、夜の部。 またしてもオビスポ通りからスタート。 他に行く…

7月6日#2 ハバナとバハマとバナナは名称を再考しろ。

そんじゃまぁ、ビエハ散策にでも参りますか。 アパートに居てもペソクワーノは減らないし。 いきなりだがオビスポ通りにやって来た。 ここはハバナを観光する人ならまず訪れるだろうという観光名所だ。 実はここには一度来たことがある。 でもあの時はキュ…

7月6日 キューバにもエレベーターぐらいある!

恒例の変な夢。 子ども達だけで大きな馬を連れて旅をしているのだ。 最後には通報されて捕まってしまうのだが、いろんな経験をして成長するという楽しい旅だった。 あいかわらず理由も根拠も不明。 でも今回はちょっとだけ、わかる気もする夢であった。 居心…

7月5日#2 食いまくろう ブラックベルト

そんなわけで、ハバナの中華街に来てみた。 前に来た時は真っ暗闇だったので規模なんてまるでわからなかったが、 こうしてみるとチャイナ風エリアは思ったりも狭いようだ。 日本の中華街でいえば、神戸以上横浜未満ってところかな。 しかしそんなことよりよ…

7月5日 食いまくろう 白帯

また少し身体を冷やしたのだろうか。 有名人の追っかけ連中が乗ったバスが横転するのを目撃するという謎の夢を見た。 それまでは普通に楽しいツーリングのような光景だったので、その突然のアクシデントには驚いたよ。 キューバに来て以来、本当になんでこん…

7月4日#2 普通は金を減らしたいとは考えない

ようやくたどり着いた部屋で昼過ぎまで寝ていたら、バス疲れはわりと復活した。 よし、こうなったら散策だな。 サンドラにちょっと散歩に行ってくるよと言うと、彼女はヤケにあれこれとアドバイスをしてくれるのだ。 「買い物をするなら近くにメルカード(市…

7月4日 ハバナで安らぎたい…

サンタクララ以降はふたたび眠っていたらしく、起きたらもう6時だった。 あらー家がたくさん見えるぞ。 やっと着いたようだな、ハバナ! 到着は6時55分。なんと予定より10分も早い! 遅れて当然と思っていたのでこれは意外だ。 チケットも持たずに乗り込…

7月3日#2 そして俺は缶詰の具材

バスはサンティアゴ・デ・クーバを出発し、各主要都市で停まりながらハバナへと向かう。 バラデロをのぞけば、俺がこれまでたどってきた道のりを逆行するイメージだ。 エクスプレス便じゃないから所要16時間ぐらいだろう。 3週間かかって走って来たものを16…

冬の摂理と氷のたしなみ

歯医者の定期検診に向かうべく久しぶりに軽トラを運転したら、 凍結した国道でまっすぐ走らなくてメチャクチャびっくりした。 タイヤはスタッドレスに換えてあるのになんでこんなに怖ろしい子!? あわてて脇道に逃れてよく考えたら、2駆のままだった。 4…

7月3日 腐り模様

さて、今日はついにバスで移動の日だな。 まずはハバナに戻ること。 サンティアゴでやり残したことなど一つもない。 例によってこの街は、俺がいなくなった明日から一週間ぐらい続くカーニバルだかフェスティバルだからしい。 あまり興味もないので直前に脱…

7月2日 冷やしすぎない

サンティアゴ滞在2日目。 ここはハッキリ言って気に入らない街ではあるが、ずっと部屋にいるのも勿体ない。 バスの時刻表も確認したいし、ちょっとは外出するかな。 ぐわぁー、灼熱。 宿を出た瞬間に全身を包むこの熱気。歩く気も失せる。 少しだけカラフル…

7月1日#3 対決カチアちゃん ほか

はいはい。 感激度の微妙なゴールを果たしてしまえば、次は本日の宿を探さないとな。 ここでもルイスリストの世話になるとしよう。 まずは海沿いで催されている詳細不明のイベント会場を通過し、 わかりづらい地図と標識を頼りに、リストにあるカサの住所を…

7月1日#2 サンティアゴ・デ・クーバ

せっかくの長い下りなのだが。 歩くしかない今となっては、この道のりが本当に長く見える。 もう今日中にたどり着けそうだからいいようなものの、 もしキューバの真ん中あたりでフレームが折れてたらさぞかし悲惨だったことだろう。 よっしゃ、あと10キロだ…

7月1日 羅列・断裂

朝6時。 ちょうどいい時間に目が覚めたので、家族に迷惑がかからぬよう、素早く準備してジュリエール宅を出る。 ベッドを提供してくれた若夫婦のダンナは非常に無口なイカツイ兄ちゃんなのだが、 昨夜からずっとさりげなく世話を焼いてくれ、今朝もまた、俺…

6月30日#3 長い一日 後

そろそろ、やっと、頂上か!? ようやくたどり着いた峠のてっぺんには果物屋があって、そこの人々は俺を見て驚いた顔をしたあと、 「モンタ!」 と言うのであった。 登頂の喜びも消えうせる…。 さーて、ともかく峠の最高点は越えたようだ。 2時間かかった…

6月30日#2 長い一日 中

あいかわらず、列車が走っているところをまず見かけない。 音は忘れた頃に時々聞こえることもあるので、運行はしているのだろう。 ただこんな調子じゃ日常の足としては大して使い物にならないんだろうな。 スタートから30キロ地点で見つけたジュース屋にて…

うちはゆっくり回っている

一週間ぐらい前まではたしかに秋だったんだが。 はい冬です。 今年もやって来たね。 初雪が11月後半というのはやはり遅いと思う。 CD90の防寒対策はそれとなく進行しているけど、やはりタイヤがダメだな。 この程度の薄い雪でも北国美人の肌のようになめら…

6月30日 長い一日 前

バヤモで2回目の朝。 この街は本当に良いところだ。しかし、いつまでもここにいてもしょうがない。 旅は、前に進めなくては。そして無事に終えなくては。 本日もやっぱりデカいアルトゥーロに見送られて出発。 街で買い物するにはちょっと遠いけど居心地の…

6月29日#2 来て良かったと思ったんだよ。

部屋の窓から向かいの家の人々を盗撮。 穏やかな昼下がりである。 外はちょっとは涼しくなってるんだろうか。 さてバヤモ探索その2。 ダメだ、やはり暑い。 地元の皆さまにならって忍者のごとく日陰を伝いつつ、あいかわらずちょっと遠い中心街へと移動だ…