2014-01-01から1年間の記事一覧

6月4日 ひどい宿

昨夜はつらかった。 日が落ちてから本格的に熱が出て、頭も痛くなり、 1時間ごとに異様な夢を見て目が覚めてはタオルで全身の汗を拭きまくるという、修行状態だった。 キツかったー。 今朝は多少は熱もひいたようで、自分が熱を出した時に特有な後頭部の痛…

6月3日 不調

夜中に少し雨が降ったようだ。 軽量コンパクトがウリのテントなので防水性などは二の次だが、 これまで浸水などもなく、わりとがんばってくれている。 昨日はディナーに呼ばれたりもして暗くなったので適当なところで寝てしまった。 人にみつからず、迷惑を…

6月2日 ディナーの誘い

マーサベリーハイウェイ。 大都市アトランタを避けて、ジョージア州の西側を南北に貫く長ーいハイウェイだ。 シダータウンからはここをひたすら南下してフロリダを目指すつもりでいる。 当面の目的地は、コロンバスという大き目の街。 いつ着けるかは、まっ…

6月1日 トレイルライド

うむ、どうにか雨はやんでくれているな。 今日から6月か…。 アラバマ脱出はもう間近だ。 まずはこのセンターの町を出て、ピエモントへ。 あとは道の状況を見て、ジョージア州のシダータウンという町を目指そうと思う。 走りやすいルートだといいのだが。 …

移動するひきこもりだ

北海道は寒かった。 関西はまだ紅葉シーズン、そこまで寒くない。 そしてフロリダは平気で20度ぐらいある。 というわけで、今はフロリダにいる。 特に何をしているというわけでもないが。 なつかしのウォルマートを徘徊するとか。 アジアンスーパーでちょっ…

5月31日 嵐を追う男

野宿場所から最初のガソスタで朝食&ホットコーヒー休憩中。 朝だけは少し冷えるので、大容量のホットがうまい。 昨夜は良い寝床がみつからず、広大な原っぱの隅っこにテントを張って寝た。 どこかでずっと吠えまくる犬がうるさくてよく眠れず、 おまけに早…

待った甲斐

さすがに冬の本番が近づく北海道も、 どういうわけか一旦雪が溶けた。 故障していたクルマが直ったのでクルマで帰省するつもりだったが、こりゃバイクで行けるな。 今度こそ! 札幌で1回休憩。 気温はマイナス3度ぐらいか。 やたら身体が冷えるけど、道が…

5月30日 甘くないアラバマ

全米チェーンのモーテルなら朝食ぐらいつくだろうと思っていたら、あった。 しかしハニーバンだ…。 スーパーで50セントで買えるやつ。うまいけど。 コーヒーと一緒に2コもらってきてやった。うまいけど。 さて、毎度ながら快適なモーテルを出るのはつらい…

5月29日 南へ

夜の墓地に降り続いた雨も、明け方にはやんでくれたようだ。 しかし霧が濃い。 あずま屋の中でベンチの上にかけておいた衣類はどれもまったく乾かなかった。 少しあやうい天気だがそのぶん涼しく、次の町ファイエットビルまでサクサクと進む。 これぐらいの…

5月28日 雨とナマズ

昨夜は少し雨が降ったようだ。 でもちょっとぐらいなら大丈夫。 雨が降らなくてもテントの中はどうせ湿ってるから。 本日最初のプラスキーの町にはウォルマートがあったので、さっそく水と食料を買う。 スナックに飽き気味な時にはオレンジなどの生鮮食品が…

冷静に考えると金と時間のムダだったとも言えるがまあいいじゃないか

まず、昨日の話なんだが。 恒例の雪囲いも作ったし、 今年はバイクで帰省しようと思ったんだよ。 明日から急に寒くなる予報だっだので、バイクで帰るなら今日がラストチャンスかなと。 風は強いが道は乾いてるし、今夜のフェリーには間に合うだろう。 あ。…

5月27日 ローレンス郡にて

フレンチ宅で素敵な朝食をいただいたあと、昨日我々が出会った場所まで送ってもらう。 偶然に出会い、昨日がたまたま祝日だったから家まで招いてもらえた縁だ。 最後までまさしくゲストとして遇してもらえたのがむず痒くもあったが、 とにかくここでこのベ…

カレーが煮えるころ

うむ。 あちこち雪がこいも立てまくったし、今年の仕事も無事終了だな。 さすがにもう誰も遊びに来ないだろうというわけで、 今年やって来た人々を振り返っておこう。 7月26日 毎年恒例、キャンピングカーでお越しのたけっちさん一家来る。 右下の怪光線は…

5月26日#2 メモリアル・デイ

走っている俺の横につけたクルマから声がかかる。 家族で乗っているうちの、品の良さそうな初老の女性からだ。 「ご飯食べていかない?それと、水泳も!」 え?ご飯と…、水泳!? そう、MEAL と SWIM と言ったように聞こえたのだ。 なんて変わった申し出な…

5月26日#1 奥の手

今日のスタートはテネシー川。ローレンスバーグまで行けるかな? 静かで鏡のように美しいテネシー川を渡り終えると、そこはサバンナという町。 なかなかの規模のようだ。 マクドナルドの前を通りがかるとWIFIを拾う。 朝食がてら店に入ろうとも思ったが、今…

手押し耕運機は走るのか?

手押し耕運機のボロいヤツが転がっていたので。 ふと、この爪の部分をタイヤに変えたら走るんじゃないか?と思いたち、 そうなるともう、どうしても実験せざるを得ない心持ちになってしまった。 結果。 走りました。 乗り方もいろいろ試してみる。 横乗りタ…

5月25日 ポメグラ

今日も朝からバイクルート! これのおかげでどれほど安全・快適に旅を続けられることか。 最高だぜテネシー!ハイウェイ64! 本日最初の町、ホワイトビル。 今日はここからどこまで行けるだろう。 ここのガソスタの店長は寡黙でシブいオヤジだった。 ここに…

5月24日 ハイウェイ64

さあメンフィスを出よう。 酷暑の中ようやくたどり着いたこのモーテルだが、まずここを出ないことには始まらない。 ハァ、今日も暑いんだろうな。 テネシー州でのフリーウェイ走行は昨日ポリスから明確にNOと言われたのでキッパリと諦め、 昨夜からずっと…

5月23日 メンフィス

朝。テントの中。 1人用テントは狭いと言えば狭いが、慣れればどうってことはない。 今回使っているテントはモンベルのULドームシェルター1型というやつ。 持ち運びの小ささ、軽さ(800グラム!)はユニサイクルツーリングにはまさにうってつけだ。 そのた…

5月22日 オーブリー

昨夜の際どい野宿場所は、幸い誰にも見つからなかったようだ。 しかし、テント内は湿気で雨にでも降られたかのように水びたし。 これは今日もどこかで乾かさないとな。 お、意外と早く乾燥好適地を発見。 木陰で昼寝しつつ、のんびりテントと寝袋を乾かすと…

アライはすごい。

15年ぐらい前に買ったアライのジェットヘル、SZ-Ram。 バイクで初めての日本一周やバイク便などでずいぶん活躍してくれたメットだが、 もうボロボロでずっと使っていないので、捨てる時期だと思う。 しかし、せっかくの高価なメットをこのまま捨てるのも惜…

5月21日 ジャパニーズ・ビートル

リトルロックのはずれにあるモーテル、ブロードウェイ・イン。 そろそろ出発の時間だ。 中は広くてそこそこ快適なのだが。 昨夜はこの窓からクスリの売人が声をかけてきたんだよな。 カーテンを閉めていたのに、その隙間から。 そこから考えると、この部屋…

5月20日 5ドルを受け取ってください

プラマービル郊外の、人の家の庭。 6時には起きて静かにテントを撤収し、 誰にも見つからずに出発しようと思っていたらちょうど家から出てきた奥さんに見つかった。 あーあ。よりによってあの奥さんかよ。 とりあえず、ニコヤカに手を振っておく。 一晩あ…

5月19日 旅のリアル

小さなロンドンの町を出て、ダーダネル湖を突っ切って走る。 昨夜は日本語がたくさん出てくる夢を見た。 まだ先にあるコンウェイなどといった町にもう進んでいるような夢。 ルートについてあれこれ考え過ぎなのだろうか。 コンウェイに着く前に、まずはラッ…

5月18日 幻の姉

今日は月曜日かと思っていたら、まだ日曜日だった。 オザークの町のモーテル。 宿泊客のバイク(ホンダXR400)がついつい気になる。 今日も空模様がイマイチだ。これではガンガン進む気にならない。 チェックアウトまでの時間を広い駐車場を走り回ったりし…

5月17日#2 耳が疑われる

いきなり路肩が狭いぃ。 下道はこれだからかなわん。 リトルロックまでは、下道であるこのハイウェイ64号線を行こう。 ヴァンビューレンからアーカンソー州の州都リトルロックまでは156マイル。約250km。 フリーウェイの路肩伝いなら3日もあれば着きそうな…

5月17日#1 ブランドンと

昨夜は雨に降られ、クリス宅のベランダに逃げ込んでセーフの図。 深夜だったので庭から無断でこの場所に移動したのだが、ここならたぶん怒られることはないだろう。 さっさとテントを撤収し終えた頃にクリス&クリスティー夫妻が出てきて、 「おっ、昨夜は…

5月16日#2 祭りの夜

俺の一輪車と荷物をジーッと眺めていた怪しい男。 ちょうど立ち去ろうとしていたところに、スーパーから出てきた俺はバッチリ鉢合わせてしまった。 なんてタイミングの悪い。 ヒゲを生やした巨漢だ。 結構なコワモテだがどうやら悪意はないらしく、ただ物珍…

5月16日#1 アーカンソーのやり方

今日でアメリカに来てやっと1ヶ月。 やっと?いや、もっといたような気もする。 来たばかりというには変に慣れたところもあるし、長くいるというほど自由自在じゃない。 そんな感じ。 野宿地点から走り始めて10キロでフリーウェイのレストエリアを発見。 …

5月15日 ファンな影

昨夜はユーフォーラ湖のあたりで暗くなって適当なところで寝たわけだが、 朝になってよく見ると、これがまた疑う余地のない行き当たりバッタリな寝床であった。 やはりキャンプ地は明るいうちに見つけておくに限る。 まあこの辺には家なんかないし、誰にも…