2012-11-01から1ヶ月間の記事一覧
サンタクララ以降はふたたび眠っていたらしく、起きたらもう6時だった。 あらー家がたくさん見えるぞ。 やっと着いたようだな、ハバナ! 到着は6時55分。なんと予定より10分も早い! 遅れて当然と思っていたのでこれは意外だ。 チケットも持たずに乗り込…
バスはサンティアゴ・デ・クーバを出発し、各主要都市で停まりながらハバナへと向かう。 バラデロをのぞけば、俺がこれまでたどってきた道のりを逆行するイメージだ。 エクスプレス便じゃないから所要16時間ぐらいだろう。 3週間かかって走って来たものを16…
歯医者の定期検診に向かうべく久しぶりに軽トラを運転したら、 凍結した国道でまっすぐ走らなくてメチャクチャびっくりした。 タイヤはスタッドレスに換えてあるのになんでこんなに怖ろしい子!? あわてて脇道に逃れてよく考えたら、2駆のままだった。 4…
さて、今日はついにバスで移動の日だな。 まずはハバナに戻ること。 サンティアゴでやり残したことなど一つもない。 例によってこの街は、俺がいなくなった明日から一週間ぐらい続くカーニバルだかフェスティバルだからしい。 あまり興味もないので直前に脱…
サンティアゴ滞在2日目。 ここはハッキリ言って気に入らない街ではあるが、ずっと部屋にいるのも勿体ない。 バスの時刻表も確認したいし、ちょっとは外出するかな。 ぐわぁー、灼熱。 宿を出た瞬間に全身を包むこの熱気。歩く気も失せる。 少しだけカラフル…
はいはい。 感激度の微妙なゴールを果たしてしまえば、次は本日の宿を探さないとな。 ここでもルイスリストの世話になるとしよう。 まずは海沿いで催されている詳細不明のイベント会場を通過し、 わかりづらい地図と標識を頼りに、リストにあるカサの住所を…
せっかくの長い下りなのだが。 歩くしかない今となっては、この道のりが本当に長く見える。 もう今日中にたどり着けそうだからいいようなものの、 もしキューバの真ん中あたりでフレームが折れてたらさぞかし悲惨だったことだろう。 よっしゃ、あと10キロだ…
朝6時。 ちょうどいい時間に目が覚めたので、家族に迷惑がかからぬよう、素早く準備してジュリエール宅を出る。 ベッドを提供してくれた若夫婦のダンナは非常に無口なイカツイ兄ちゃんなのだが、 昨夜からずっとさりげなく世話を焼いてくれ、今朝もまた、俺…
そろそろ、やっと、頂上か!? ようやくたどり着いた峠のてっぺんには果物屋があって、そこの人々は俺を見て驚いた顔をしたあと、 「モンタ!」 と言うのであった。 登頂の喜びも消えうせる…。 さーて、ともかく峠の最高点は越えたようだ。 2時間かかった…
あいかわらず、列車が走っているところをまず見かけない。 音は忘れた頃に時々聞こえることもあるので、運行はしているのだろう。 ただこんな調子じゃ日常の足としては大して使い物にならないんだろうな。 スタートから30キロ地点で見つけたジュース屋にて…
一週間ぐらい前まではたしかに秋だったんだが。 はい冬です。 今年もやって来たね。 初雪が11月後半というのはやはり遅いと思う。 CD90の防寒対策はそれとなく進行しているけど、やはりタイヤがダメだな。 この程度の薄い雪でも北国美人の肌のようになめら…
バヤモで2回目の朝。 この街は本当に良いところだ。しかし、いつまでもここにいてもしょうがない。 旅は、前に進めなくては。そして無事に終えなくては。 本日もやっぱりデカいアルトゥーロに見送られて出発。 街で買い物するにはちょっと遠いけど居心地の…
部屋の窓から向かいの家の人々を盗撮。 穏やかな昼下がりである。 外はちょっとは涼しくなってるんだろうか。 さてバヤモ探索その2。 ダメだ、やはり暑い。 地元の皆さまにならって忍者のごとく日陰を伝いつつ、あいかわらずちょっと遠い中心街へと移動だ…
バヤモの朝。 昨日は怒涛の展開で落ち着くヒマもなかったが、やはりベッドの上で目覚めるのはいい。 心身が満遍なく遺漏なく休んだという実感に満ち満ちている。 昨日はなんだかんだで78キロ進んだらしい。これで合計880キロぐらいか。 それならサンティアゴ…
また並走男が。しかも二人。 でも今回はさっきと違って特に嫌でもない。 夕方で涼しいから気分がいいというのもあるし、飲み物が確保されて精神的に余裕があるせいかもしれないが、 主な理由はたぶん、二人の人柄だ。 若いのとおっちゃん。併走して色々と話…
今回の並走男はしつこかった!! 俺と同じようなスピードでチャリを漕いできたのが面倒なので抜かせてやったら、 今度はしばらく先に止まって俺のことをジーッと見ている。 なんとか距離を置こうとしてたのに、わざわざ待ってやがるとは。 大抵の並走男は聞…
しかしまた、なんでこんな夢を。 社会主義者である遠い知人が、街頭演説をやるからぜひ見ていってくれと。 散々嫌がられるからそれで良ければと。 そりゃあ今いるここは社会主義国家だが。 ここにきてこんな夢。 そして、なんだかつらそうだったな。 朝起き…
第一次オルギン散策における戦利品の数々。 クッキーとコーラとビールは毎度おなじみとして、じゃあ真ん中の紙パックは何でしょう? 正解は、ラム酒。 店で飲み物を買ったついでに、「あの四角いのは何?」って指さして聞いたら、 無表情な姉ちゃんが、「ロ…
今夜2度目の野宿は誰にもみつからずに寝ることができた。 寝てる時も珍しく涼しかったし、明け方は少し寒いぐらいだ。 4時に出発して、そこから10キロ進めばあっさりとオルギンに到着。 しかし、あれ? いつになったらオルギン市街が見えてくるのかと思っ…
ラストゥナスからオルギンへと至るこの道。 俺の地図では途中に町など一切ない不毛区間に見えたが、実際は短い間隔に集落ありまくりだ。 今までにないほどの頻度で店もあり、水や食料の補給にはまったく問題がない。 とにかく超甘設定のルート。 これは嬉し…
小さな町の出店…いやこれでも名前はカフェテリアにて、 『ココデアグア』というメニューを頼む。 なんだと思う?ココデアグア。 はいこれ、ココ・デ・アグア。 そう、ココナッツジュースだ。 頼むと店のオヤジがおもむろに冷蔵庫からココナッツを出してきて…
えーさて。 今年のライスも終了である。 もう慣れてしまった仕事なのでこれといって書くこともないのだが、 最近は工場の各所に冬用の雪がこいなんかを作って回っていたな。 さあ間違い探しだ。 設置前。 設置後。 こうやっとくと雪の圧力でシャッターや窓…