ユキマミーレミズビターシEX

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賤ヶ岳トンネルを越えてからも、まだまだ続くトンネルと車道歩き。
もともと珍妙なユニサイクルツーリングとはさらに堂々と一線を画した、わりと意味不明な苦行である。
そう、あたりまえでは、意味がない。

ところで、国道8号線で遭遇するトラックは怖い!
来た!と思ったら路肩の雪に一輪車もろとも突っ込んで難を避ける、
そんな生き方に一体何の意味がある!?
こんな俺に誰がしたんだ!

でも、敦賀へむかう8号線から分岐して、琵琶湖岸に戻る国道303号線に入ってからは、明らかにクルマが減った。

チャ…チャンスか!?

ここで思い切って、車道走行開始!
時々やってくるクルマやトラックには…頼むからうまくかわしてくださいと祈るしかない。
ずっと歩いてた日にゃいつ一周が終わるか知れたもんじゃないんやわこちとら!

そんな折。
ここでも俺の疲れた心身を洗い流してくれるのは、スプリンクラー。

滋賀県北部の路面に2600万個は設置されていると勝手に予測しているコイツ、
よく見ると回ってないのでスプリンクラーとは呼ばないのかも知れないが、とにかく水を飛ばしてきよる。

足ぐらいなら今さらグチョ濡れなのでかまわないが、
調整が狂ってるのかワザとなのか、時々腰や胸、ひどいのは顔に向かって放射される水!

滋賀県が、冬のユニサイクルツーリストの存在など一顧だにしていないという苛酷な現実に、また改めて気づかされた微妙な洗浄体験であった。

気を使いまくる精神修養的な旅は、続く。