されど知識は蓄積する

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旭川に買い物に行くなんてのは久しぶりで、
少しウキウキしながら、
リサイクル屋やホームセンターなどに寄ってみた。

が。

やばいな、俺。
欲しいモノがなんにもない。

楽器も工具もスポーツ用品も、すべてにおいて関心が薄い。
うーむ。
せっかくカブで旭川くんだりまで来たのに手ブラで帰るのもなんなので、
自身を熱く鼓舞すべく、オレンジ色のツナギを買っといた。

今夜はいきなり寒く、外は11度だ。
カブでチンタラ走っていても充分に寒い。
元々着ていた緑色のツナギの上にさっき買ったオレンジ色のツナギを着こんで走る。
たぶん違うと思うが、オシャレなさし色というヤツだ。

こんな茫漠とした一日であっても、学ぶことはある。

ここ数年、この時期になると大発生するデカいモスラみたいな蛾のことを、
俺は地元住民に合わせて『マイマイガ』と呼んでいたが、
どうやらその呼称は間違っていたようだ。
ホンモノのマイマイガはもっと小さい。
美瑛近辺で大量乱舞するヤツらは『クスサン』という蛾であるらしい。
どっちにしろ、大発生する様子はいつ見ても不気味である。
昨年は1匹が家の中に入り込んで、狂わんばかりのパニックに陥ったものだ。

話はかわるが、
さっき和気清麻呂(わけのきよまろ)という歴史上の人物をなにげなく調べていたら、
彼がその生涯の一時期において、
別部穢麻呂(わけべのきたなまろ)というヒドい名前に改名されていたことがわかった。
嫌がらせにしても、ブラック少女マンガ的な凄まじいネーミングセンスと言わざるをえない。
そんな名前にされた挙句にしかも九州に流されてるしな。
いやー、いろんな人がいるものだね。

よし、今夜からは布団の下に毛布はマストアイテム(使ってみたかったコトバ)だ。