氷点下のゆらぎ

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マイルドセブンの丘って、冬のほうが好きやな。

てなわけで、今日は美瑛プチツーリングだ。
俺にとってウインタースポーツといえば、一応こいつも欠かせないわけだよ。

国道は露出しまくりのアスファルト、それ以外は圧雪、アイスバーン、その中間あたりと、
なかなかバリエーションに富む路面状況である。

ここでいつもなら、
やっぱり怖ェェ!とか
派手にコケた!とか
書いてるところだが、残念ながらそうでもないんだ。

確かに走りはじめはそんな感じだったんだが、
途中で…ほら、あれだ。
何日か前に富良野スキー場で編み出した、

『全力でムダなことをやる作戦』

あれをバイク上ではじめてみたら、なんとまぁ、
やけに車体が安定する!

具体的には、手、肩、首や、特に背骨や骨盤などの身体の中心に近いとこを適当にグネグネしながら走る。それだけ。

普通に考えたら速攻でバランスを崩してコケそうなところだが、これが意外と安定するんだ。
以前はコケまいとしてついつい身体を固めてしまっていたのが、
全身をクネクネと怪しく動かすことによって、
硬直が自動的に解消されていくらしい。

さらにおもしろいことに、
人間ってのは身体が固まると、
自然に精神的にもネガティブになるようだ。
怖いとか、とにかく慎重にとか、そんなことに心を捕われてしまう。

逆に身体を小刻みに揺らして適度にあったまり、ほぐれた状態では、気持ちはずいぶん前向きになる。

ただそれだけのことで、雪道走行の安定感、ひいては楽しさが、飛躍的に向上した。

一見ムダなこと、変な行動、
結構いいんじゃないの?大歓迎!
熱く激しくクネクネと生きていこうぜ!

えーと、そうでなければ?
身体が冷えて固まってゆく…この過程、
いわゆる『老化』ってヤツなんじゃないか?

俺は、見かけが老けるとかハゲるとかはわりとどうでもいいんだが、
何か楽しいことを思いついた時に、身体がついてこないなんてのだけは許せない。
死ぬ直前まで新たな発見を続けて図々しく伸びていきたい。

これもまた、そんな一歩。


まだまだやな…。











わしわし