北海道に梅雨のごとく降りまくった雨もようやく止んだ。

イメージ 5

昨日まではサクマ嬢がいたし、
今夜は生松氏が来GO(まんなかの人)。会うのは実に久しぶりな気がする。

思えばもうすぐ8月か。ライダーハウスっぽいな。
しかしまぁ昨日は寒かった。

イメージ 1

昼間は、ライス仲間のエトリ氏と林道を走ってきたよ。

イメージ 2

昨日までの長雨が嘘のような快晴のなか、あちこちの林道を探索。

林道なんか久々に走るけど、これが結構楽しい。
そして北海道の林道の規模。底が知れない。

イメージ 3

それにしてもエトリ氏のライディングがうまいのには驚いた。
去年の冬にバイクの免許を取ったばかりとはとても思えない。
プロスキーヤーとして磨き続けてきた身体感覚には並々ならぬものがあるらしいと感心する。

イメージ 4

半日で30キロ以上は走破した林道を抜け、
心地よい疲労を感じつつ、最後は山を下る爽快な舗装路のワインディングでシメ。

2つ目の右コーナーに高速で突っ込むと、
突然フロントタイヤが大きくブレ、
無心でバランスを取ろうとするうち、
バイクは暴れながら大きく対向車線にはみ出し、
無音の時間を迷走し、
どうやったかわからないが転倒を食い止めて、
対向車線でバイクが停まる。

脳裏に言葉が浮かぶのは後からだ。

そうか、パンクか。
フロントタイヤのパンクなんて、メッタに起こらない。何年ぶりだろう。
たぶん最後に走ったガレ場を登る林道で小さな穴が開いて、少しずつ空気が漏れた。
コケなくてよかった。
対向車線にクルマが来てなくて、よかった。
そういや以前にも同じようなことがあったな。
あれは確か何年も前の箱根で、たぶんリアタイヤのパンクが原因だった。
あの時はコーナーでハデにコケはしたが、
やはり対向車線にはクルマがいなかった。

……。

パンクしたフロントタイヤに空気を入れてみると、
空気はすぐには抜けずにしばらくは走れそうだった。
こんなとこでパンク修理を開始するよりも、
何回か空気を継ぎ足しながら家に帰るほうが簡単だろう。

パンクの程度が意外と軽かったのに安心し、
山を下りた白金温泉街で、余裕かましてエトリ氏と温泉に入ってから帰る。

痩せぎすな俺は温泉に入った直後にバイクに乗ると必ず冷えて風邪をひく。
よってもう絶対にやるまいと誓っていたのだが、
この時はどうしても温泉に入って気持ちの仕切り直しをしたかった。
そしてエトリ氏の協力のおかげで無事に帰着はできたものの、
やっぱりというかなんというか、後で気づいた身体の冷え切ったことといったら。
でも、7月なのに強烈な厚着をしたおかげでどうにか風邪は免れたっぽい。
そしてもう今度こそ絶対やらない。


今日はたった一日の間に様々な出来事があった。

自然とこんな言葉が浮かんだ。

「もう少しだけ生きていたいなぁ。」