8度

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深夜の工場に麦が降るという印象的なイベントの撤収に参加した後、
空を見上げれば、
たくさんの星が光っているような、気配。
気まぐれで、長らく封印してたメガネをかける。

あぁ、星が…。

大きさや光り方が、それぞれ違う。
なにより、星々に色があったなんて。
そして空間のむこうには、
見えない無数の星たちすら見えるような気がする。

星が満ちてる。
俺の目は、今まで何を映していたのだろう。
これから何が見られて、何が見られないんだろう。

星も麦も、血も巡る…。