いづれつれづれ

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雨が夜更け過ぎに雪へと変わってしまうという状況をリアルに体験してしまってなんとも気まずい思いがする。

そんなことはどうでもよくて、今朝は通称ジェットコースターの道に出現だ。

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自分がジェットコースターにならないか心配だったがそうでもなかった。
登り坂にも身体が順応してきたようで、降りて歩く回数がじょじょに減っている。

ところで、ぼんやりとアンニュイな心もちで進んでいると、
おもむろに30代後半ぐらいの男性に声をかけられた。

この道で一輪車に乗ってる人を初めて見た、それも冬に、と驚いておられたが、
それはそうだろう。俺もそんなヤツを見たらあられもなく驚く。
内心でニヤリとほくそ笑む俺。

その男性はジェットコースターの道沿いで『風の道』というペンションを営業していて、
4年前に関西から移住して宿業を始めたそうだ。
北海道の移住者には関西人が多いですよねぇ、という話で少々盛り上がった。

それにしても、一輪車に乗ってて知らない人に話しかけられたのは初めてである。
たぶん俺を目撃してしまった皆さんはそれなりに奇妙な思いにかられるのであろうが、
かといって話しかけて目の前で盛大にコケられても困る、
というかそもそも近づきたくない…という感じだろうか。
それでいて、遠くから突き刺さるような視線がまた刺激的というか官能的というか。
フハハハ。たまらん。

で、今朝はヤバいぐらいススで詰まってた煙突を掃除してから一輪車で走り出した。
ジェットコースターの道で人と会話し、
帰宅してから偶然鏡を見ると(基本的に見る習慣がない)、顔がススで真っ黒だった。

よくあの人、
こんな森から出て来たコマンドーみたいなヤツに話しかけたな…と、すこぶる感心した。