ツルリとした蕩尽

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今年のライスセンター勤務が終わった。
7月末から12月まで。長かったなぁ。特に最後の11月。
専用休憩所として活用していた52乾燥操作室の整理を済ませ、撤収。

ところで、
本来なら昨夜の夜勤が終わった今朝に今年の勤務終了というところだったのだが、
昼まで残ってもいいよということだったので、昼まで残ってみた。
結果、これで7000円ぐらいは余計に給料を貰えることになる。

で。

この7000円、せっかくなので、
できるだけムダなこと、限りなく無意義なことに使ってしまおうと思い立った。
なかなかできないからな、こういうことは。

そこでまずは自分で考えたり人からアイデアを募ったりしたところ、

・高いところからバラまく。
・トイレ紙にする。
・薪ストーブで焼く。
・ツタンカーメンの棺型をしたファラオ寝袋(約6000円)を買う。

などという明らかにロクでもない意見が集まってきた。

しかしイマイチ決め手にかけるなーと悩んでるウチに仕事は終了。

とりあえずコンビニに行き、
おいしそうな弁当やパンを片っ端から買う。

965円。

とても庶民的である。
家に帰って労働からの解放感とともに965円分の牛丼とパスタと菓子パンを平らげ、
まだ足りない気がして隣の商店でパンとチョコレートを買って食い、
さすがに気分が悪くなったのと夜勤明けプラス昼までの仕事で眠かったのとで
せっかく入れた風呂にも入らず寝てしまう。起きたら風呂の水が冷たかった。

そこからは近所の友人たちと旭川へ行き、
帰りにスーパー銭湯に立ち寄る。

そして日ごろはまずやらない足裏マッサージ20分2000円を頼む。
なんという豪華さか!

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そしてスーパー銭湯の食堂で味噌ラーメンと、
日ごろはまず買わないジュース150円。しかもペプシのアズキ味。
これはとてもマズかったので二度と買わない。

すでにおわかりのことと思うが、お金の使い方がとてもショボいのである。
有意義とも無意義とも言いがたい中途半端さ。まさにそれである。
ただ色々食い続けたので腹だけは異様にふくれあがった。
運動してない時期の俺なら間違いなく下痢になっていたに違いない。

そして帰宅。

思ってたより7000円余分に稼いだので。
コンビニと商店でバカ食いした。
スーパー銭湯に入ってあまつさえ足裏マッサージをした。ペプシアズキすら飲んだ。
さらに家で缶チューハイを飲みブルボンのお菓子を2袋食べた。

…こんなことでいいのか。

うーむ。
そうだな。
やはり…。

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これしか…。
これしかないようだな!

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すげェ!!

難燃性かと思い込んでたら、アッという間に炎上する英世先生。
薪ストーブの焚きつけに使う新聞紙と同じぐらいアッサリと燃え尽きた千円札。
一瞬にして、もはやタダの灰。

そうか。
お札は燃やすと灰になるのか…。

当たり前のことだが、やった人間にしかわからない意識の組み換え感。
この新鮮なフィーリング。

これが挑むということなら、1つ扉を開けただろう。