大鹿捕獲ッ!!

ちょっと青森に行ってきた。
 
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急行はまなす。
札幌から青森まで勝手に夜通しで走ってくれる便利なヤツだ。
さて、メシを食う間もなく汽車に飛び乗ったので、そろそろ晩飯とするか。
ちなみに左がジュース。右が夕食の不二家ネクター。
夜行なのになぜ食料を売ってくれないんだ。
 
早朝5時40分、青森駅着。
相当時間があるのでとりあえず吉永小百合のポスターを延々と眺めてから改札を出ると、
なんと青森在住のリノさんが出迎えに来てくれていた。
おぉ!?こんな時間にまさか。
なんだか数ヶ月前に一輪車で来た時と酷似したパターン!
 
同じパターンということで、またしても青森港近くのマクドにて朝マック。
さらに津軽半島の油川温泉というところに連れて行ってもらう。
前回は船酔いだかなんだかで非常に不調だった記憶が今でもおぞましいが、今回はだいぶマシだ。
乗せられる系の乗り物は大体ニガテとはいえ、電車も今回ぐらい空いててくれればなんとかなるんだな。
 
ところで、青森までやって来たのは他でもない。
 
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クルマをいただくためである!
リノさん(右)の友人である通称イッコーさん(左)のご厚意により、
この無敵の軽ワンボックスカー、サンバーをいただきに参上したのであった。
 
実は前回一輪車で青森を通過した時にリノさんからこの話をいただき、
それから数ヶ月して、ようやく引き取りに伺うことができたのだ。
しかし、時間がかかったのもまたよかった。
まったく面識のなかったイッコーさんとメールで何度もやり取りできたので、
事前にお互いの人柄を知る機会を持つことができたからな。
おかげで3人で夕食を囲んだ際には、クルマやバイク、鉄道の話で盛り上がり(乗り物ばっかり)、
気がつけば、乗ろうと思っていた八戸港22時00分発のフェリーまで、うわあと2時間かよ!
間に合うか!?
 
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それが間に合った。なぜか間に合った。
出航10分前に受付し、入ると同時に閉まるフェリーのフタ(なんていうんだアレ?)。
 
八戸で一泊して翌朝の便でもいっかーなんて思ってたんだが、まさか間に合うとはな。
慣れないクルマなのでタラタラ走ってたつもりが。
さすがはサンバー、農道のポルシェと言われるだけのことはある。
今年で生産中止になることを惜しむ声は多い。
ちなみにサンバーってどっかに棲息する大鹿の名前なんだって。へぇー。
 
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フェリーは混んでいた。
近頃お気に入りの2等寝台もいっぱい。
そうなりゃもう、通路で寝るのがベスト。
どうせ寝るだけだし、スシ詰めのザコ寝部屋よりよっぽどマシだ。
 
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翌朝、苫小牧港着。
さんふらわあ2隻に並ばれるとさすがに怖い。こっち見るな。
 
時間に余裕があるので、のんびりとドライブしてサンバーとのシンクロ率を高めていく。
ところでこのクルマ、何が気に入ったかって、
 
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電動サンルーフ付!
しかも異様にガッパリと開く。オープンカーか!?
 
空気の流れを感じられないとすぐに息苦しくなってしまう俺にとっては、
これはもう願ってもない最強装備である。
帰りはもちろんサンルーフ全開で走行だ。
10月末の北海道だと頭は涼しいが、ヒーターのおかげで足元は暖かい。
これは、いい!
 
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無事に帰着ー。
うーん、つくづく素晴らしいクルマを譲っていただいたものだ。
ありがとうございます!
 
リクエストにおこたえして、コイツに乗ってあちこち走り回るぜ!