2011-06-01から1ヶ月間の記事一覧

餃子の中身

宇都宮では、あまりコンビニが見当たらない気がする。 そう、わかってるんだ。 きっとコンビニより餃子屋が多いんだよ。 爽やか青年にスポーツドリンクをもらったりしつつ、宇都宮までやって来た。 彼のTシャツ、いいよな。『いつだってやり直せる』 関係な…

いけすかない旅

今日ほどのんびり走ったことはない。 ビジホをチェックアウト後、那須塩原のスーパーに、開店と同時に入る。 食料を買ってザックを置いたベンチに戻ってくると、そこに婆ちゃんが座っていた。 実はザックと一輪車、しょっちゅうその辺に置きっぱなしである。…

除染

しまった、また写真傾けるの忘れた。 しかも最近なぜかスマフォからヤフーブログの編集や削除ができず、やり直しが効かない。 あーやれやれだ。代わりに首を傾けて見て欲しい。 そんなわけで、那須塩原市。 疾走してたら、待ち伏せしていたトラックのお兄さ…

高原

ブログを書き終えたのが午前3時過ぎだったので、2時間ほど寝ただけで出発。 リアルタイムに旅日記を更新する野宿旅だと、寝床が決まるのが遅い上にそれから日記を書き始めるので、睡眠時間がどうしても圧迫されがちだ。 そのぶんを昼寝で補っているつもりだ…

福島4

ダメな時はダメなりに、歩きを多用して進む。 長旅においては、調子に波があるのは当然だ。毎日絶好調なハズがない。 ゴールドカードを持って手ブラで高級リゾートに繰り出すのとは訳が違うのだ。 それでもどうにか郡山、須賀川、鏡石と南下してきた。 しか…

福島3

安達の道の駅を出てすぐが、二本松市。 この町では、小樽で会ったタコカレさんがボランティアとして働いているはずだ。 1ヶ月休みなしで活動するとのこと。 専門技能を持ったボランティアは、引く手あまたで多忙を極めているのであろう。 こりゃ福島での再…

福島2

福島市街に入っても、状況に変化はない。 あいかわらずマスクをしている人は1割以下。 しかし、下校中の小学生だけは、9割以上がマスクをしていた。 自覚症状もないので、自分はいい。 しかし、子どもは守りたい。 よくわかる気がする。 ところで、福島市…

福島1

仙台を過ぎてから、マスクを着けるようにしている。 白石市は宮城県南部にある町で、福島まであと少しという距離にあるが、 住人たちのマスク着用率は1割以下だ。 表面上は、放射線の影響などあまり気にしていないようにも見える。 今朝は南東の風。 100キ…

杜の都とスレた気分と放射線

あいかわらず、仙台は広い。 昨夜寝た三本木の道の駅はまだのどかな環境だったが、 そこから30キロ走るうちに、すっかり都会になった。 国道4号線を通ると仙台中心部を迂回するようなルートになるのでまだマシとは言え、 それでも仙台をただ通り過ぎるだけ…

だんだん近づく。

寝不足という自分の体調のせいもあって随分と長く感じた山道だが、 それもようやく終わってくれたようだ。 栗原の市街に入ると店も増え、テンポよく休憩できるようになった。 またあちこちで短い昼寝を繰り返したおかげで、眠気もだいぶ解消した。 地震で荒…

長い峠で

ダメだ、眠い。 やはりファミレスで朝の4時までブログを書いて、そのまま出発というのはムリがあった。 こんな状態で一関市街から出る気にもならず、とりあえずコンビニの脇で40分眠る。 少しだけスッキリした。 一関の町並みが消えると、道はすぐに峠に入…

目で見ること

BANTLINE氏は俺を再びクルマに乗せ、陸前高田市へと向かう。 陸前高田は、大震災による津波で壊滅的な被害を受けた町である。 今回の日本縦断の旅で、俺は被災地に立ち寄る気はなかった。 見ておいたほうがいい、と勧められることは何度かあったが、それでも…

家と、家族

夜中に何度か目覚めてブログを書こうとしたのだが、やはりダメだ。眠い。 最後には諦めた。 朝。 昨夜あれだけ食ったにもかかわらず、BANTLINE氏のお母さんが作ってくれる、ボリュームに満ちた朝食をおいしくいただいている俺。 うーむ…別の肉体に乗り移った…

吸収する岩手

BANTLINE氏は100キロアタックでどうにも疲れた俺を、花巻の温泉に連れてきてくれたのだった。 『いい旅夢気分』に出てきそうな立派な温泉旅館である。 すげぇ、俺単体ならちょっと躊躇してしまうぐらいの高級感だ。 天然の川に沿って造られた広い露天風呂に…

あ、前回の写真が90度傾いてる。 しかも今ちょうど修正できない時間帯かよ。 こういうの気になるなー。ま、しょうがない。 花巻市に入って、80キロ。あと20キロ!ってところで、なぜか雨が。 えええーー。今日ってそんな予報だったか!?何回も言うけど!! …

気炎

岩手町の道の駅、石神の丘を早朝5時に出発。 ここは坂の途中にあるので、いきなり下りからのスタートだ。 次の街、盛岡までは30キロほどあるが、感じからしておそらくは歩道がずっと続いていると思う。 延々と続く、緩やかな下り坂と歩道。 早々に10キロも…

この道は、試す。

いよいよ歩道も完全になくなった。 荒れた細い路肩を、クルマに気をつけながら歩くしかない。 こんな状態でも自転車と同じように乗って走るユニサイクリストもいるかもしれない。 だがやはり俺はやめておく。怖い。 こんな道を延々と歩いてるのは俺ぐらいだ…

岩手回廊

長ーい橋を越えたら、そこは岩手県。 そんな橋の名前は青岩大橋。ほ…ほほぅ…。 予告どおりのダレダレール星人と化している。 強力に走った翌日は、とにかくダルくてダメだ。 今の自分からすれば、小雨の中を猛ダッシュした昨夜や、 ライムライトを目指して夜…

緩めるか

三戸まで30キロというのは、一輪車にとっては近い距離ではない。 しかも、もうじき暗くなる。 五戸町を抜ける峠の手前でもう一度地図を確認し、越えられる距離かどうかを慎重に判断する。 よし、行ける。 こういう時、やはりスマートフォンは便利である。携…

顔筋を

七戸町を過ぎて、十和田市まで来た。 ここで一輪車のちょっとした修理をするためにホームセンターに寄ったら、その後に標識を見逃したらしく、道を間違える。 国道4号線のバイパスに進むつもりが、十和田市街に入ってしまったらしい。 アーケード街は見事に…

これより戸づくし

東北町。なんというか、大づかみな名前である。 いかにも、テヘッ合併しちゃった!という感じだ。 あぁ確か、何年か前にバイクで通った時にも同じことを思ったんだった。 今日の風は穏やかで、体調もいい。 一輪車はやはり、歩くよりは速かった。スイスイと…

なつどまり

体調は、すっかり元に戻った。 風邪もひいてないようだ。よかった。 東北を進むルートは、国道4号線に決めていた。 本州のまんなかほどから東側に寄ったりしつつ東京へと至る、長大な幹線国道だ。 また、今回は震災の被災地には行かない方針である。 山を見…

フ…フフフ…

函館在住で新進気鋭の写真家・高橋義雄の作品を、自慢気に載せる俺。

うぅうぅ

ん? んん…? 貨物船内、午前3時過ぎ、寝台で目覚めると。 ヤバ、調子悪い。 カラダが冷えている。吐き気のようなものを感じる。 とにかく、普通じゃない。 なんと、船はもう青森に着いているようだ。 朦朧とした精神状態ながら、あわてて準備をして客室を…

しばしの。

ライムライトにて、皆様が楽しくユニサイクル体験試乗会。 彼らは、俺が一輪車を押して歩いてるところしか見たことがないという。 このままではタダの『一輪車を押して旅してる人』として記憶されてしまうことを怖れた俺は、とりあえず皆の前で乗ってみせる…