部屋が煙で霞むわけで

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修学旅行生、死屍累累。

最近の研究によると、やつらは大体が関西の高校生であり、
2日もしくは3日ぐらい富良野に滞在し、
こうしてゲレンデのあちこちに倒れ伏しているわけである。

ここでおもしろいのは、
やって来た初日の学校はゲレンデの下のほーうで折り重って討ち死にしまくっているのに、
それが2日目だの3日目だのになると、
相変わらず転がってる連中がいる一方で、なんと大胆にもゴンドラに乗って中級コースまで来るヤツらがいるってことだ。

まぁゲレンデの下のほうだとリフト待ちばっかりで時間を費やしてしまうので、
教える先生としては人の少ない山頂付近でやりたいという気持ちはわかる。

だが今日はなぜか連中が、
うまい下手関係なく一斉にゴンドラに乗ってきおって、
あげくが2枚目の惨状である。

広くもない中級コースが芋洗いやないか!
これには笑った。思わず携帯で撮った。

そういやモーグルコースに突っ込んで総崩れになってる高校生すらいたな。どんな鬼教官だ。

ま、いい思い出になるといいねー。


そういえば俺自身も、スキーもボードも地味に上達してはいる。
ほぼ毎日滑ってるのでうまくならんほうがおかしい。

毎日ちょっとずつ気づくことがあったり、
いつのまにかできようになってることがあったり、
相変わらず難しいことがあったりする。
おそらく、自分の下手さ加減を痛感しているうちは上達し続けるだろう。

俺はスキーやボードがただうまくなりたくてやってるわけじゃないので、
スクールで教わったり人にアドバイスを求めたりする気が元々ない。
疑問に感じたことを遠回りでも自力で解明してゆく過程を通じて、
スキーやボードだけにとどまらない自分の身体や心の在り方を探るのが好きだ。
これを追求するのはもう俺の趣味というか、ライフワークみたいなもんである。
なんでもすぐ人に聞くことはムダなく早く大変効率がよろしいが、
それは自分自身を知るための、一番のエッセンスの部分を取り逃がしているような気がしてならない…。

んー、ただの強情かな。
人に教わってマネするのがイヤなだけとも言える。
愉快な性格である。

愉快ついでに。
最近編み出した新しい楽しみ。
自分のギター演奏や弾き語り等々をパソコンで録音して、自分で聴く。

これがもう、顔から血が出るほどヘタでね!なおかつこっ恥ずかしくてね!
我ながら非常に笑ってしまうところなのであるが、
しかしながら。
自分で自分を直視するこのやり方、
効果、あるっぽいよ。

『一人ボイストレーナー』と呼んでいる真夜中のこの儀式、
しばらく続きそうである。

そういえば昼は昼で黙々と『一人スキー&ボードトレーナー』な俺だった。

うわぁ、昼も夜も…。

…怖い子!!