いわゆるキャンプ。

もうじき夏の仕事も始まるということで、とにかくキャンプに行くこととなった。

では出発。
めくるめくベタな観光旅行には、(俺としては)相当な覚悟が必要だ。

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まずは。
富良野のカンパーナ六花亭で先日は売り切れだった、幻の『ぶどうオムレツ』を今回は入手。
たしか正午ぐらいに行ったんだったか、これが本日最後の3つ!あぶねぇ!

味は、ちょっとおいしいかな、という感じで…。(俺にグルメなレポを期待しないように)

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ズイッと移動して。
桂沢湖の近くにある、三笠市立博物館。

ちなみにここ、アンモナイトで有名。デカっ。怖っ。
海でこんなのに襲われたら、悔やんでも悔やみきれない。

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しかもやりすぎ感漂う…!!
入館料450円にしては展示が凄かったり凝ってたり、これまで無数に素通りしたけど結構おもしろいよ。

それにしても。
人が運転するクルマにずっと乗ってると疲れてしまうのは俺だけだろうか。
ドライバーの運転がどうこうというのではなく、
なぜか乗ってるだけでアクビを連発し、そのうちグッタリしてしまう。
車酔いの一種と申しますか…。
そんなわけで、みんなでクルマに乗って遠出しよう!という系統のお誘いはまず辞退する俺である。

今回は特にひどくて、休憩でクルマを下りるとそのままフラッと倒れそうになる始末。
一輪車で日本を縦断しててもこれほどには疲れないんだが。
気を遣うようなメンツでもないのに、これは謎だ。たぶん俺の特異体質であろう。

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岩見沢にあるその名も岩見沢公園キャンプ場にて、行き当たりバッタリのキャンプ。
クルマを下りればもうこっちのもん…か!?

なかなか新鮮である。
俺にとってキャンプ(というか野宿)とは『夜明けまでの間にとっとと寝て休むこと』であったが、
普通にキャンプを楽しもうという人々は、やはりそうは考えない。
その考え方はもう、それぞれが選ぶテントに如実に現れているじゃないか。

こういう時、
『俺って学校出てからつくづく集団行動してないよなぁ。』
と、我が身を振り返ったりするのである。

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キャンプの夕食といえばバーベキュー。
コンビニで買ったパンなどはもってのほかである。

遡ってバーベキュー以前、彼らがテントを設営している間に腹が減ったので、
買い出ししてきたチョコレートを食べようとしたら叱られるのであった。
うーん。
今度は自分のソロ野宿メソッドがいかに自分中心主義であったかというのに思い至る瞬間である。
まぁ、俺の発想と行動が自己中心的なのは今にわかったことではないが。

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夏のキャンプといえば花火であろう。
肉は食いすぎると腹がいっぱいになるが、手持ち花火はいつまでも楚々としていて良い。
夏に花火をやりたくなる気持ちは俺にもとてもよくわかる。
これはいいなぁ。

夜はテントに入るとかなり蒸し暑かった。
あのテントで暑い思いをしたのは初めてだ。

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翌日。
実は今回の主目的であった美唄(びばい)の彫刻公園アルテピアッツァ美唄は、
なんと火曜が定休日であった。
砂川でアップルパイがおいしいと評判のナカヤ菓子店は、これまた定休日であった。
そうして再び、中富良野まで帰って来たわけである。

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そういえば7月中旬。ラベンダーがシーズン真っ盛りである。
観光客も例年よりはかなり少ないと思うが、さすがに平日でも結構来ている。

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北海道の旅雑誌の表紙を無数に飾ってきたファーム富田の花畑。
今年もそこそこ咲いておりますよ。

ここからさらに後藤純男美術館2階のレストランで何か食い、
ようやく無事に帰って来たと思ったら、
温泉に行くことになってまた白銀荘までドライブにお付き合いするのであった。

ハァ。
単独行動に慣れ過ぎると、気心の知れた3人の旅行でもなぜか少し消耗する。
体調があまり良くなかったせいかもなぁ。
一周!とか縦断!とかやってる間は妙に健康なのにな。これも不思議だ。

そんなこんなでちょっと疲れたけど、でも楽しかった。
またそのうちどっか行きましょう。