人もクルマも変わり続ける!!

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デカいサンルーフの付いたサンバー、とてもよいクルマである。
 
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なんと言っても、モノが載るしパワーがある。
神戸に来てから買ったバイクたち、バーディにTLMにアドレスにカブ、
これらをそれぞれ積んで、滋賀だの岡山だのから元気に帰ってきたものだ。
 
でも残念なことに、
3月の車検を通すために予想をのたうち回る費用がかかりそうなことがわかってね。
これは本当に痛恨だった。
これから何年も乗り倒すつもりだったのだが、こればっかりはしょうがない。
 
そんなわけでー。
それ以後、水面下においてやるせないばかりの潜水活動を繰り広げ、
ようやく本日、後継機が納車された次第である。
 
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けいとら。
 
田舎の小さなクルマ屋の片隅によく置いてある、
『8万円』とか書かれた激安クラスの車両にあえて挑戦してみたよ!
車検2年付きで20万になったけどねー。まぁ軽トラにしては安い。
 
そこそこ綺麗に見えるが、1989年式。
しょ、昭和じゃないんだからね!平成元年なんだからね!!
 
スペックがまた凄くて、旧規格550ccのキャブレター車なんだわ。
冬の北海道でエンジンかかるんだろうか。
その点、古いのに5速MTでパートタイム4駆でEL(超低速ギア)までついてるのはアツい。
俺の生活のどこで使えばいいんだ、EL。
 
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80年代の軽トラに80年代のカブを載せるというこのロマンがキミにわかるか。
 
外見はそれなりでも、中身は総天然レトロ。
シートは破れかけ、インテリアのプラスチックは紫外線のせいか著しく粉をふいており、
装備はラジオしかついてないのは当然としても、そのラジオがまた、アレなんだわ。
あの懐かしいヤツ。ボタン押したら赤い針がグッと動くヤツ。
たぶん俺より年下の人間には理解されないヤツ。
温故知新もいいところである。
 
大体このクルマ、乗ってみた最初の感想が、
 
「すごい、ちゃんと動く!!」
 
なのだった。マジで。
車検通ったんだからそりゃ走るんだけども。やっぱりねぇ。
 
田舎にいれば軽トラなんていくらでも見るものだが、
よく観察すると、どのクルマも新しい。
今どきの大きめサイズの立派なヤツがほとんど。農家も業者も。
550ccなんてまず見かけない。何年かおきにマメに買い換えてる証拠だ。
みんな凄いよな、ちゃんと経済活動してて。
 
そんな時代の流れに逆行しつつも、俺は安くて便利でキッチリ動けばなんでもいいのだ。
でも次に生まれ変わる時にはためしに一度、
女の子にモテるためにカッコイイクルマを買うような性格になってみたい。
 
とにかく、言いたいことはこれに尽きる。
 
2年でもいい。普通に走って欲しい。