どうかと思ったろ？

ほら、あれですよ、あれ。

アルティメットホイールとかいうやつ。

しばらくなんにも言わないから、さては資源ゴミの日に捨てたに違いないとか思ってなかったか。

 

何を隠そう、世間の片隅でひそやかに練習してたんだよ。

ではその練習風景をこうかーい。

 

 

乗れてるように見えるかもしれないが、まだ完全には遠いのだ。

見てわかるように思いっきり蛇行していて、その際、左右のふくらはぎの内側にタイヤがバシバシ当たっている。

実はこれで支えてどうにか転倒に耐えているというわけ。

マトモに乗れてる人間からすればまだインチキみたいなものだ。

 

とはいえ、とりあえず乗れるようになるまでもっと時間がかかると思ったが、案外ここまでスクスクときたな。

初めて一輪車に乗ろうとする時に比べれば新たに習得する要素が少ないのかもしれない。

 

Ultimate wheel.

存在を知った時には、よもや自分が乗ってみようとは思わなかった。

一輪車のバランスを極めてしまった人間がほかにやることなくて試してみる究極のお遊びだと思ってたからな。

しかし、久々に一輪車仲間に会って刺激を受け、なぜか急にできる気になって買ってみたら、これができる。

人間その気になれば大抵のことはできるハズというのが俺の持論ではあるが、

人との出会い、そしてキッカケというのは、つくづくすごいものだなあと思うよ。