ヘルメットえらび

今年の出稼ぎも終わってそこそこ働いたので、
たまにはメットでも新調しようという気になった。
 
なんせ使ってるメットはもう13年ぐらい前、バイクで初の日本一周をするために買ったヤツだ。
 
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これね。
アライのSZ-Ramってヤツ。
旅の途中でもらった2000年のステッカーがかなりセピア色。このお姉さんは今頃何を…。
 
実はこのメット、数年前にボロくなったので一度捨てたといういわく品である。
翌朝ゴミ捨て場の前を通ったらまだあったので、なんだかもったいない気がして持ち帰ったという。
あちこちボンドやテープで補修しているから春の北上ツーリングで目撃した人はギョッとしたかもしれない。
そして言い出せなくてさぞやつらい思いをしたに違いない。
 
そんなわけで、一旦気に入るとしつこい俺も、いい加減買い換えることにした。
 
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まずはこれだ。
OGKのアヴァンド2。
 
仕事用に使える軽くて機能的で安いがそれなりに信頼のおけるメットを探した結果、これになった。
深夜帯にも目立つこのオレンジ色が決め手ではあったが、使い心地も思った以上によろしい。
内装のフィット感がちょうどよく、シールドの質感も上々。
中国生産、2万円弱程度の値段でこの性能なら申し分ない。
特にボタン1つでポンと取れてしまうシールド外しの簡単さには感激だ。アライじゃこうはいかないからな。
一昔前はポッと出だった大阪のメーカーOGKもここまで来たかー。
ここまで作り込んどいて、メット内に風を通すディフューザーの効果はほとんど感じられないのがむしろ謎。
 
さて、仕事&チョイ乗り用はこれでいいとして、今回はちゃんとしたメットも買っておきたい。
特にロングツーリングに出る予定などはないんだが、
メットは重要な装備のわりに、小金があるうちに買っとかないとついつい後回しになるからな。
 
で、いろいろなメットをネットやバイク用品店で物色。
ちゃんとしたヘルメットとなれば、俺ならやはり国産品を選びたい。
日本にはアライ、ショウエイという世界に誇れるヘルメットメーカーがあるわけだからな。
 
最近のメット事情なんてのはまるで知らなかったが、調べるとまあスゴイのがあるわ。
 
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アライ、アストロIQオリエンタル。
 
まさかの和風!これはカッコイイでしょう。
日本企業アライ本気出したな!と思ったが、デザインは著名なイタリア人デザイナーなんだと。
なるほど、日本人ではかえってこういう発想は出てきにくいものかもしれない。
俺がロードバイク好きならぜひとも欲しいメットなのだが、あいにくオフロード寄りの体質なので候補落ち。
 
ライダーにとって永遠の議論の的といえば、アライ派orショウエイ派。
俺はどっちもかぶっていた時期があるが、個人的にはアライのほうが好み。
そしてアライでオフロード寄りとなると、やっぱりこれしかないなぁと。
 
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定番のアライ、ツアークロス。
いつのまにか代替わりを重ねてツアークロス3になっていたのには驚いた。
そういえばかつて初期型のツアークロスを持っていたんだが、盗まれたんだよな。すっかり忘れてた。
この単色モデルの中からどれか一色を選ぶとすれば…。
 
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やっぱ黄色だよなぁ。
誰も怪しがって近づいてこなさそうなところがよい。
 
そんなこんなで、長らくぶりのメット購入イベントは無事完了。
さすがにアライの最新モデル、まだ走ってないけどかぶり心地は非常に良好。
値段は高いが、いいもん買ったなーと満足させてくれるところはやはりアライだ。
性能にも期待しましょう。
 
さあとりあえず、そろそろ北に帰るかな。