梅雨のさなかの対馬旅 これまでのあらすじ
神戸での冬バイトを終え、北海道でダラダラしていた俺。
おもむろに飛行機に乗り、またしても神戸へ降り立つ。
ザックにくくりつけた不審なホイールは、「ハイ、ただのタイヤです。」と言い張って超過料金なし。
まぁ、ただのタイヤだしな。
神戸に戻ってきたのは、新車のクロスカブを受け取るためだった。
うぉー新車!
ピカピカなのは嬉しいが、性格的に落ちつかないぜ。
早く慣らしを終えてブンブン遠慮なく乗り回せるようにしたい!
というわけで、さっそく慣らしがてらのツーリングをすることに。
素早く楽しく慣らしをするにはツーリングに限るな。
神戸から、西に。
さらに西に!
そしてやってきたのは、博多港。
博多港からは釜山に行くフェリーなども出ているが、
今回渡るのは外国ではなく、対馬。
対馬に何があるのか、ほとんど何も知らない。
だからこそ行く価値がある。
これからの旅にかける意気込みをヨーグルトで表現。
中華ドレッシングをかけたブルガリアヨーグルトはひたすらにマズい。
船は0時過ぎに出る。
対馬には何が待っているのだろう…と思いをはせる余裕もなく、
俺は船が苦手である。
外は雨だ。