また黄色いやつが俺を
北海道は今が米の収穫シーズンだ。
蕎麦はまだちょっと早いかな。
しばらく雨でバイクに乗れなかったが、朝晩の気温がヒトケタ台になってもやはりバイクはいい。
クルマは2日も乗ればもう飽きて飽きてしょうがないんだ。不思議だねぇ。
オールマイティなのにどんな乗り方でも不満を感じないクロスカブ最高!
…、で。
なぜだろう。別の黄色いのが…。
スズキのTS50、通称ハスラー50だね。
ちょっと古い50ccのオフロードバイクだ。
元は美瑛のライダーハウス蜂の宿のマスターのマシンなのだが、
ひょんなことから昨夜、急にウチで預かることになってね。
おー2ストの白煙だー。
ひさしぶりに見た。
50ccの2ストオフ車といえば、以前ちょっとだけ所有したヤマハのDT50以来である。
非力なのはあたりまえ。
パインパインいわして高回転をキープしながら操らないとどうにもならないシロモノであるが、
こいつはそこそこ調子が良いようでしっかりスピードも乗る。
まぁ50ならこんなもんだろう…と軽く考えていたら、昔乗っていたことがあるというバイク好きの某氏が、
「いや、ハスラーのパワーはこんなものじゃない!」
と熱く語るので、へぇそんなもんか…と思いなおして軽く整備する。
キャブをバラして洗ったり、オイルギトギトのチャンバー(懐かしい!)をバーナーであぶってカスを出したり。
おかげでアクセルのピックアップが良くなり、より元気な小僧に仕上がったようだ。
50ccの2ストなんてこんなに小さいエンジンなんだよな。
まさに草刈り機レベル。
うーん、なんだかとってもSUZUKIな気分だ。
そんな感じでひょっこりやって来たハスラー50なんだけども。
スーパー万能マシン・クロスカブがある俺としては、近所で軽く遊ぶ以上の用途を特に思いつかない。
しかしこれも何かの縁だろう。
とりあえずウチの倉庫で預かりつつ、おもしろい利用法を考えてみるのも一興だな。