お客さまにはこのような物件が
去年までは神戸や大阪によく行かされていたこのバイト、今年は西に行く機会が多い。
明石、高砂、加古川と攻略して、最後は姫路市だぜ。
神戸から姫路まで原付で毎日通うとなるとわりと結構オツな遠さなんだが、
これまでに行き尽くし知り尽くした町よりも、知らないところのほうが楽しいってのはある。
ところで、姫路と言えば、やっぱり姫路城だよな。
でも残念。
姫路城は今、平成の大改修中でね。
麗しの白鷺城もこれじゃあビルにしか見えないわ。
そんなある日、私はとある姫路の田舎道をダラダラと走っていたのだが。
え、何あれ。
城?
しかもこれ、ノイシュバンシュタイン城?またの名を白鳥城でしょ!?
ドイツの城がなんでこんな田舎に!!
予告もなくおもむろに出現したこの城にはかなり驚いたが、
これは本当に白鳥城という名前で、いわゆる一つの観光名所らしい。
明言は避けているのかもしれないけれども、
明らかに思いっきりノイシュバンシュタイン城をパクいやコピーしている。
しかしまぁ、この完成度というか再現度はなかなかにスゴいと思う。
麓の農村や住宅地とヨーロッパの古城との対比がまた素晴らしい。
ちなみに入城は有料らしいのでパス。
中は案外ショボいという噂。誰か見てきて。
ついでに言うとこの住宅地は白鳥台って言うんだよ。なるほどね。
それはそうと、クロスカブのサイドスタンドの先端がいつのまにかなくなっていた。
下の皿のパーツの溶接がハードワークに耐えられずに取れたらしい。
こうなると意外と不便で、
いつもどおりにスタンドを立てたつもりがバイクごと倒れた、という悲しい事件が2度ほど起こってしまったぜ。
幸いヤフオクで中古のイイヤツがあったから交換できたけどな。
これを見て、やっぱり中国製はダメだな…と思う人も出てくるかもしれないが。
俺の経験上では以前の国産カブ90でも、ノーマルのスタンドを激しい配達仕事で使うと、
そのうち同じ部分が削れて朽ちたり取れたりしたことがある。
そのために郵便や新聞用のプロ仕様は強化サイドスタンドになっているわけで、
これはまぁ要するに使い方の問題だと思う。
ついでにリアタイヤも交換。
最近換えたばかりの気分だったのにまた4000キロぐらいで減ってしまった。
新しいタイヤも買っておいたのだが、
以前換えたフロントタイヤの元のやつがまだ使えそうだったので、試しにそれを履かせてみることに。
クロスカブの純正タイヤはチェンシンという中国のメーカーで、性能はいたってフツー。
前後が同じサイズで見た目もまったく一緒なため前後を入れ替えても問題ないと思っていたのだが、
よーく見るとフロントタイヤにだけ「FRONT USE ONLY」って書いてあるではないか。
え、生意気。何か違うの?
サイズはおろか、荷重指数や速度記号も同じなんだが。
というわけで、かまわずリアに履かせてやった。
いたってフツーに走っている。
が、自己責任で。
全然関係ないけど、平家パイうまい。
こういうのはつい撮りたくなるが、
えてして自分以外は誰も興味がない。
また古墳か…。
しかしよく乗せたなこんな石。
がんばれば住めそう。築1500年ぐらいの物件です。
あ、墓だった。