クマじゃない


アメリカ人がよくやるジェスチャーで、ずっと気になっていたのがあってね。

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こういうやつ。
何か喋りつつ、両手の2本指をクイクイッとやる。
どこかで見たことがないだろうか。

使われる状況からして、意味はなんとなくわかる。
今喋っている内容が大事なことだから、それを強調しているのだ。少しコミカルさも出しつつ。
しかし、このジェスチャーが一体何の動きを表現しているのかがわからない。

そこで、最近俺の英語雑談に付き合ってくれているフィリピン系アメリカ人のシーラに聞いてみたところ。
意味はやはり強調で合っていた。
じゃあ、その2本指クイクイは何を表現しているのか?
動物?の爪?
それはつまり、ベアークロー?ベアークローなのか!?

俺 「ベアーク
シーラ 「違う。」

正解は、(個人的には)結構意外なものだった。
わかるだろうか?

そう、このジェスチャーは、
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ダブルクォーテーションマーク(”と”)を表していたのだ!
つまり、自分の顔(口?)を引用符(”)で挟むことによって、言っていることを強調していたのだ!!

え…知ってた?
俺は知らなかったぞ。
ついでにこのジェスチャーには名前もあって、「 quote unquote (引用始め、引用終わり) 」だそうだ。

いやー勉強になったなぁ。
「動物の爪じゃなかったの!?」と詰め寄って笑われてまで聞き出す価値はあった。

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話は274度変わるんだが。
先日、ほとんど滅多に外食をしない俺がレストランに行く機会があってね。

基本的に和食の店だと思ったがなぜか北京ダックもあり、どうやらアジア料理の店ということらしい。
そしてまぁ、この北京ダックはおいしかった。

しかしだ…。

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次に出てきたこの鮨。
見た目は結構うまそうだろ?
だがこれが、非常ーーーーーーーッに残念な味で、愕然とした。

生臭い。

これに尽きる。
味、というか鮮度がまったくダメなんだ。

仮に特定の国の料理がマズくても、それは現地に合わせた味であって、自分には合わなかっただけだと考えることもできる。
しかしだ、鮨や刺身において、魚が生臭いというのは、味以前の問題だ。
日本人としてこれは許容できない。
日本の回転鮨とか小僧寿しとかスーパーの鮨のほうがはるかにうまいレベル。

とはいえ、これだけなら、
アメリカでSUSHIの味に期待するほうがアホだよなー、
と、自分を納得させることもできた。
だが…、とてつもなく残念なことに…、この店は、某有名日本料理人の監修なのだった。

和の鉄人とやらが監修してこの味か。
本当に監修、というか味見したのだろうか。そしてこの鮮度を許したのか鉄人。
これなら濃いめのタレをかけて臭みを消したカリフォルニアロールみたいなヤツのほうがよほどマシだ。
実際、あれはあれでうまいんだよ。
でも、生臭いまんまの鮨だけはダメだ。

いやもう、グルメでもなんでもない俺に味で文句言われるってのは結構相当なモンだと思うよ。
店の雰囲気や店員さんの接客は良かっただけに、ただただ残念でならない。

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話は497度変わるのだが。
インド人とのテニス対決が週4ぐらいあって部活みたいになってきて怖い。
高校時代のジャージでやってるからさらに部活っぽい。
この陸上部のジャージがその後アメリカのテニスコートで活躍することになるとは高校時代夢にも思わなかった。

それにしても、自称ビギナーのインド人マニーシュは絶対にビギナーではない。
一球ごとに左右のコーナーギリギリに打ち分けて相手を走らせ消耗させるテニス初心者がどこにいる。
こいつはいずれ完膚なきまでに粉砕しなければならない…。
毎回脳内でそう呪いつつ、お互いモノも言わずにひたすらボールを打ち続けるのであった。

よし、私からは以上だ。