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予定になかったけど、今年も急きょ行ってきたよ、マイアミ!

長時間ドライブなんざ、まったく苦にならない。
なんせ今回は、

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あのロジャー・フェデラーが生で見られるんだからな!

よもやフェデラーの王者サーブをこの目で見られる機会があろうとは…。
長生きはするもんじゃのう。

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準決勝の相手はキリオス。
去年見に来たのと同じ場所、同じ準決勝で、錦織に敗れたのと同じ選手だ。
220キロを超えるとんでもないサーブで今年もここまで勝ち上がって来た若手のホープ。

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去年の準決勝は錦織のテクニックの前に手も足も出ないという感じのキリオスだったが、今回は違う。
3セットすべてがタイブレークにもつれこむという超接戦。
平たく言えば、ギリギリの戦いだ。
強くなったなーキリオス。
テニスよりポケモンが好きとか言っていたのに、ひょっとしてマジメに練習したんだろうか。
今回は準々決勝で消えた錦織が今年のキリオスと当たっていたらどうなっていたことか。

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しかし対するフェデラー、どんなピンチに陥っても冷静そのもの。
興奮した大観衆によるマナーの悪い騒音もまったく気にせず淡々とプレーし、勝負どころで華麗なショットをキメていく。
彼のサーブ、フォアハンド、片手バックハンド、すべてが本当に美しくて見惚れているうちに、

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フェデラー史上においても記録に残る壮絶な乱打戦を制して、勝利!
うおぉ勝った!!
俺は正直負けるかなと思っていたが、彼自身は勝つことをまったく疑っていなかったようだ。
これが王者のメンタルってやつか。
35歳にしてまたしても頂点に向かう男は違う。

いやー、今回のマイアミは本当に急に行くことになったんだが、来てよかったよ。
現役で戦うフェデラーが見られたし、もう他のプロの試合を見に来たいとも思わないな。
席が遠いと迫力はあっても肝心のボールの回転などがよく見えないし、結局テレビのほうがわかりやすい。

ちなみにこの二日後、今日なんだが、フェデラーはマイアミオープンの決勝で宿敵ナダルを倒して優勝してしまうのであった。
テレビで見ていたがこれまた最高にカッコ良かった。
おめでとう!!

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さて。
テニスの大きな大会の準々決勝ぐらいからは、男子と女子の試合がセットになっていたりする。
男子シングルスと女子ダブルス、女子シングルスと男子ダブルス、みたいな感じ。
抱き合わせ販売とでも言うべきか…。
さっきまでのフェデラー熱はどこへやら、あっという間に客が減ってこんな状態。
おかげで指定席ではなくどこに移動しても良いですよと言われてこんな前で見られるんだけどな。

ところでこのダブルス、後ろの人は誰だと思う?

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マルチナ・ヒンギスだ!

懐かしい。昔グリコのカフェオーレかなんかのCMに出てたよな。


うっわ、21年前か!

いつの間にか36歳になっていたヒンギス、今はダブルスの強豪として活躍しているらしい。
試合には負けてしまったが、やはりかつて世界を制したテクニックは健在という感じだったな。
パートナーの若い中国人選手が集中して狙われる展開の中、二人とも最後までよく粘った。

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ちなみに対戦相手はこのダブルス。
ピンクのインド人選手はサニア・ミルザちゃんと言うのだが、

別名・インドの妖精ですよ!

やたら上手いと思ったらこの子もダブルスの実力者で、去年まではヒンギスと組んで女子ダブルス界を荒らしまくっていたというとんでもない妖精さん。
なるほど、今回はお互い手の内を知り尽くした対戦だったというわけだな。
そういえば、去年俺の中で話題になったダブルスマスター、マッテク・サンズ女史もかつてヒンギスと組んで勝ちまくっていたそうだ。
そう考えるとヒンギスって女子ダブルスのレベル向上にずいぶん貢献しているようだ。
フェデラーと似たような年齢で同じスイス人のヒンギス。
こういうキャリア終盤の過ごし方もまた味わい深いと思う。

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フェデラーを見られたことで俺としてはもうマイアミに大して用は無いのだが。

いちおうイチローがいるマーリンズの本拠地らしき球場の前を通ったので、撮っておく。

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元豪邸の記念館で波止場の裕次郎ポーズもキメておいた。

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頼むから車幅いっぱいのトレーラーに世紀末ホイールを装着するのだけはやめてくれ。

これは本気で怖い。

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世紀末ホイール。