アルマちゃんとホセ


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絶賛ハリケーンシーズン中のフロリダに、久々の大物が襲来だ。

プエルトリコ近辺にいる時点ではハリケーン最大レベルのカテゴリー5というからデカい。
なんでも大西洋での記録史上最大最強という噂。すごいなプロレスのキャッチコピーみたいだ。
IRMAという名前で外務省もイルマと書いて警戒メールを送ってくるのだが、ニュースだとどう聞いてもアルマにしか聞こえない。
いずれにせよ女性名なのでどうしても巨漢の怪力女を想像してしまう。
でも日本で台風に女性名が付いてたら速攻で二次元萌え美少女化しているのは間違いない。

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ハリケーンが来る、と一報が入った瞬間に店からなくなる水。
もはや風物詩である。
この棚には普段なら水がズラーッと並んでいるのだが、無くなる時は一瞬。
しかも今回はデカいということで、木材などの補強資材も速攻で消え失せたそうだ。
ちなみに俺は4月以降のハリケーンシーズンになると日ごろから水を多めに備蓄しているので、今さら特に慌てることはない。

フロリダでは、ハリケーンが来る時には最低3日分の水を用意するように言われる。
1人1日1ガロン(約3.8リットル)が基準。
もちろん風呂やバケツにも水を貯めておく。

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もちろんガソリンも満タンにしておく。
ハリケーンの時は水と同じくガソリンも売り切れることがあるからな。
ついでにタイヤの空気圧もチェック。

ハリケーンは、災害の中では予測できる部類なのでそこはありがたい。
しかも今回のアルマちゃんは大柄なせいか進むのが遅いらしく、到達の1週間前から接近が告げられているので対応に余裕はある。
しかし困ったことに、どういうルートでやって来るのかの予測がなかなか定まらない。

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こんな風に3パターンのうちのどれかだ!言われても、そりゃそうだろうよとしか言いようがない。
ウチは基本方針として「ハリケーンが来たら一目散に逃げる」が決定しているので、どの方角に逃げるのかが結構重要なのだ。
去年のマシューおじさんの時は北西方向のアラバマ州まで800キロも走って逃げたものだが、今年はそこまでは行かなくていいことを切に願う。

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水曜日の現時点での予想。
ちょっと東海岸寄りに進みそうな感じになってきたのかな。

フロリダ中部には月曜日あたりに来そうなので、道路が致命的に混む前の明日木曜から北上して途中で一泊し、翌日さらに北上してジョージアの知人宅に行く予定だ。
気が早すぎると思われるかもしれないが、フロリダ半島は袋小路なので、人が殺到した時の渋滞はシャレにならない。
今はカテゴリー5のアルマちゃんもジョージアまで来る頃にはヘバって3か2になっていることを切に願う。

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天気は普通にいいんだけどね。
そりゃまだ水曜日だからね。

今のところどうでもいい情報なのだが、アルマの次のハリケーンがすでに発生していて、名前がホセ。
たしか男女の名前を交互につける規則だったか。
ホセに蹂躙されるのはなんとなくイヤなので適当なところで雲散霧消して欲しいところだ。

それじゃ、また明日から長距離ドライブしてくる。