人はなぜ穴を掘るのか
知らないうちに年も変わったことだし、今回は某国で見かける乗り物でも紹介しよう。
まあ単に最近うちの赤子の興味が乗り物に集中しているからと言うのは否定できない。
これはコンクリートミキサーだ。
日本のものとはミキサーの配置が前後逆になっているのが面白い。
日本型のもたまに見かけるけどこっちのほうが多いかな。
こんな風に前から生コンを供給する。
こうやって見る限りは前から出てくるほうが作業しやすそうな気もするが、結局は道路事情や作業場の広さが関係してくるのだろう。
これだと高架下の低いトンネルなんかまず通れないだろうし、そもそもそんなものが存在するとも思っていない面構えだからな。
なんてふてぶてしいやつだ。
これはこのブログでも時々出てくる郵便車。
特徴と言えばアメリカなのに右ハンドルなのと、郵便局が万年赤字で永遠に新型が配備されないためボロいのと、運転しているおっちゃんが葉巻を吸っていることぐらいだ。
こっちはUPSという配達業者だ。
USPS(郵便局)と名前が大変まぎらわしくて鬱陶しい。
このUPSとFEDEXは、日本で言えば郵便局に対するクロネコと佐川みたいなものだ。
ただ決定的に違うのは料金で、この2社は郵便局に比べてやたらと高い。
なんでそんなに高いのに経営が成り立っているのかと言えば、アメリカにおいて郵便局の信用が著しく低いからである。
ああ、たぶん前にも書いたかもしれない。とにかくトラブルが多いんだよな。
とはいえ今のところ俺は致命的なトラブルにだけは遭遇していないので、今でもチマチマとUSPSでモノを送ってるよ。
お、なかなかシブいカスタムのハーレー、スポーツスターを見かけたぞ。
でも何度も言うが、フロリダでバイクってそんなに見ない。
日本よりも海外のカスタム文化のほうが熱い!って思っている人は、質はともかく量的にはそこまでではないよと言っておく。
なぜか消防車に乗せてもらった我が子。いいのかこんなことして。
アメリカ人にももちろん色々いるが、子どもに優しい人は多いという印象がある。
この消防士の兄ちゃん(ムキムキ)も超フレンドリーだったし、外で重機に乗って働いているガテン系の兄ちゃん達も、子どもがジッと見ていると、手を振ってくれたり、こうして乗り物に乗せて写真を撮らせてくれたりする。
仕事を中断してまで子どもを喜ばせようとするのは日本ではあまりない光景かもしれない。
サボってると言われればそれまでだが。
これは厳密には乗り物ではないのだが、さてなんでしょう。
走るチェーンソーか!?
何を隠そうコイツはパイプ埋設用の溝を一撃で掘るマシーン、その名もディッチウィッチだ。
Ditch(溝) Witch(魔女)!!!
一度聞いたら4日ぐらいは忘れない程度のインパクトがある。
俺は日本でこんなものを見たことはないが、たぶんこれぐらいの長さの溝をしょっちゅう掘る必要のあるアメリカじゃないと需要のない機械なのだろう。
でも結局、豪快さで言えばこれには叶わない。
毎週やって来るガベージトラック。
いかにも大雑把なやり方ではあるが、実はアメリカ流の合理性もしっかり兼ね備えている。
まず、日本のゴミ収集車と違って乗っているのは一人だからな。人件費削減。ワンオペ。
さらにこの方法なら、地域でゴミ収集所を作って住民が管理や清掃当番などもしなくていい。
とにかくアメリカ人は、自分の家のこと以外を「やらされる」のが嫌いだ。(自発的に「やる」のは社会貢献として評価される)
だから公園を掃除するクリーン作戦なんかもないし学生は学校の掃除もしない。
金で解決できることは払って済ませばいいじゃないの雇用もできるし、という発想だ。
言われてみると一理あるし便利な面もあるのだが、日本人からすると最初驚くよな。
乗り物ではないが。
フロリダのナメクジはなぜか黒い。
しかも舗装したてのアスファルトみたいなブラックにラメっぽい謎の光沢がある。
ひょっとしてアスファルトに擬態しているつもりなのだろうか。
よくわからんが、とにかく塩をかけてみる気も失せるぐらいの黒さなので早くどこかに行って欲しい気持ちでいっぱいなのに歩みが遅いところは日本ナメクジと同じだ。
速かったらそれはそれで嫌である。
ツル?もなぜか灰色である。
なんだかみすぼらしい。
日がな一日住宅街を歩き回って他人の土地の虫をついばんでいる。
通常は2羽1組のペアで行動しているのだがこれは珍しく3羽である。
きっと痴情がもつれているのだろう。
歯医者に置いてあった謎のスライム型をした朝の空気。
メーカー不明。