飛鳥19歳 その3
今度は、彼女にTシャツを描いてもらわないとな!
わけわからんぐらいの狭い場所にTシャツを広げて、
隣に画材を並べる。
彼女にはそれで充分だったようだ。
すごいぞ、いきなり指で描きはじめた。
これは…。
彼女は俺に刺激を与えるために現れたとしか思えない。
そして俺もたぶん、
彼女に何かを与えているのだろう。
隣で超適当に、しかし不思議とよく鳴るギターを弾きながら、
俺はそう思った。
道ゆく人々はこのコンビを見て、
実に不思議そうだった。
わけわからんぐらいの狭い場所にTシャツを広げて、
隣に画材を並べる。
彼女にはそれで充分だったようだ。
すごいぞ、いきなり指で描きはじめた。
これは…。
彼女は俺に刺激を与えるために現れたとしか思えない。
そして俺もたぶん、
彼女に何かを与えているのだろう。
隣で超適当に、しかし不思議とよく鳴るギターを弾きながら、
俺はそう思った。
道ゆく人々はこのコンビを見て、
実に不思議そうだった。