これから乗る汽車
線路が雪に埋まって見えん。
電車は雪でしょっちゅう遅れるし、
ポイントの除雪作業中と言っては停止する。
冬の北海道に来たな、という感じ。
神戸からずっと鉄道、
バイク旅だとひとつの区切りになる津軽海峡すらあんまり意識しないで鉄道、
４日間で景色も客の方言も変わってきたが、
最後が深い雪というのはやはりいい。
なんというかいい。
これから富良野方面にズルズル行くぜー。
あ、
「雪のためダイヤがかなり乱れて申し訳ありません」
というアナウンスが今車内で。
うーんたまらん。
何がと言われても困る。
大体これが７回乗り換えた昨日ならどっかで乗り遅れてそうだ。ある程度は待ってくれてるけどな。
そういえば、
北海道を含めて、田舎の人は電車と言わず汽車と言うことが多いな。
俺としては列車の上に電線とパンタグラフがない自走式のやつを汽車だと勝手に分類しているが、
今ちょっと調べたら、不透明というかまちまちというか、要するになんでもいいらしい。
全然関係ないけど、
今回の旅で、ワンマンカーがちょっと気に入った。
今まであまり馴染みがなかったタイプだが…と思ったが、
そういえば俺の家の前を毎日行ったり来たりするあの汽車がすでにワンマンだった。
今まで全然乗らんかったからなぁ。
鉄道観がだいぶ変わったわけですよ。
