うやむやの境界

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この薪は長過ぎた。
フタが閉まらない。
おかげで煙がモクモク黙々と出ている。いい勢いである。
ギリギリ収まるサイズだと思ったのだが…。

そんなことなどもあり、
この部屋の物品はすべてなんとなくスス汚れており、煙の匂いがする。俺自身も含む。

今日はインターネットの再開通工事の日だった。
やってきた業者のおじさんは、

「なつかしい匂いだねー、私の子どもの頃は薪で風呂炊きしながら漫画読んでたもんさ。」

などと語ってくれた。
おおむね誰が来ても戸惑っているのがよくわかるウチの煙具合だが、
わかる人にはわかってもらえるようで少し嬉しい。
何がわかり合えたのかは今イチわからないのだが。

…念願のインターネット復活!というわりには、
いざ接続できるとなると特にやりたいこともなかった。大体こんなもんである。

いつでもできると思うとやる気が出ないし、どこでも行けると思えば意外と行かない。
なんでもやれると思えばなんにもしたくなくなるものだろうか。
全知全能の神様は案外毎日退屈して死にそうになっているのかもしれん。
でもこのなんともいえない未発のエネルギーが、
綺麗なところや悲惨なところや、色々な果てにまで繋がっていくのだと思う。

そういえば今日は確定申告してきたな。
実はわりとあやふやな還付額33000円ぐらいは無事に手に入るのだろうか。

んー、なぜかワインを飲むと頭が痛くなる。
俺の前世はブドウだったのやもしれん。
それもカベルネ・ソーヴィニヨンとかなんか言う品種で、
フランス人か何かに踏まれまくって複雑な心境で中途半端なロゼワインあたりにされてしまった一般ブドウ庶民だったに違いない。
全然よくわからないが、今そんな気がしたので報告しとく。

部屋があったまりにくいから、外はかなり冷えているのだろう。
マイナス15度ぐらいかな。

次に目が覚めたら何をしようか。