水まかせ

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

海の水が蒸発して雲になって、
そのうち飽和して落ちてくるのか。

でも人間はなぜか機能的な毛皮がないから、
この水に直接当たるとあっさり弱るんだよな。

それでいて、こいつが降ってくれないとすぐ死ぬ。
水も火も電気も似たようなもんか。

そんなことを考えていた。
今日は雨である。
昨日は曇り予報、今日も曇り予報であるが、
昨日は実は快晴、今日はなぜか雨の沖縄県南東部。

そんな本日の俺が余裕をかましていられるのも、
南城市のスーパーでもう4時間近くボンヤリしているからだ。
雨でも街ならなんとでもなる。

昨夜はあまり眠れず、5時には起き出して活動開始。
まだ真っ暗な中をスタートして、
中城村から西原町、与那原町、そして南城市。
もう15キロほど進んでからの雨なので、
もはや今日はどうでもよろしい。
雨は止みたい時に止んでください。

ここに来るまでの道のりで、何気なくのぞいた2ヶ所の裏通り。
なんとその2ヶ所ともに見覚えがあった。
11年前も野宿ポイントの下見かなんかで夜中に来た場所である。
そしてそのことを、見るまで完全に忘れていた。

自分の行動パターンが大して変わっていないことにも驚きだが、
そんなことよりさらに不思議なのは、
その程度の記憶が、今まで脳の奥に延々と残っていたということだ。

それはつまり、今までの35年間のほんのささいなことですら、
実はかなり克明に記憶されているかもしれないってことではないか。
こんなことは今さら目新しい事実ではないにせよ、
こうして改めて気がつくと、これは結構凄いことに思える。

自分が思い出せないだけで、
実はたくさん入ってるんだ。残っている。

一日中寝てたり同じマンガを読んだりしているよりは、
何かしといたほうがいいような気がしてこないか。

一時は止むかに見えた雨が、またしても勢力アップ。
あらー、このまま夜になったらどうしよう。
ここで夜メシ買って寝るだけか。
うむ。すべてが完結していてよろしい。

そんなわけで。
全然一輪車の旅じゃないけれども。

それにしても沖縄、
なんでこんなにコインランドリーが多いのだろう。