私はアナログ隊の生き残りだ
アメリカと言えばデカい家電だ。左から洗濯機と乾燥機。
あれ、これデカいか?わりと普通サイズのような気がする。
いかんもう何が普通かわからなくなってきた。
とにかく、右の乾燥機が壊れた。熱風が出ないのだ。
修理を頼むと大金を取られるらしいので、嫌々ながら不肖ワタクシめが直すことにする。
とりあえずバラしてみる。
中から出てくるヒーターユニット、この辺が怪しい。
間違ってもテキトーに分解しているわけではなく、一応調べてから行っているので安心して欲しい。
それにしても、同じ修理でもバイクいじりのような楽しさは絶無であり、切ない。
ヒーターユニットと言えば聞こえはいいが、その実態はこんなモノである。
ただのニクロム線(っぽい何か)だな。基本構造はトースターとかと一緒。
こいつは交換用の新品だが、
旧品はそのニクロム線がブチ切れていた。
熱風が出ないという今回の故障の理由はこれで明らかだ。
とっとと交換して、試運転。
おー、ニクロム線(っぽい何か)が真っ赤に発熱しておるわ。
21世紀の家電とは思えんアナログな構造であり、こんなもんたぶん50年ぐらい何も変わっていなさそうだが、だからこそ素人が直せるとも言える。
でもなんかちょっと心配だからちょくちょくチェック。
しばらく使っていて不具合はないからまあ大丈夫なんだろう。
ちなみに次はエアコン(家中冷やすアメリカ式のアレ)の調子がイマイチだ。
とりあえずサーモスタットを交換したがそれだけでは直らないようだ。
勘弁してくれ。