不眠なテリトリー

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道の駅・あいおいペーロン城…。
いやこの際名前はどうでもいいんだが、やはり深夜ともなると冷える。
そしてなぜか、眠れない。

初日から65キロ進んで充分に疲れているはずなのに。
先日までの不規則ヌバヌバ生活の後遺症か?
これだけ疲労していれば神経の興奮など無視して眠れそうなもんだがなぁ。

結局、朝2時から3時までの1時間、ウトウトしただけだった。
これ以上寝ててもしょうがなさそうなので、起きて撤収。
まだ完璧に暗い12月の早朝4時過ぎ、いきなり出発!

いきなりと言えば出発と同時にいきなり峠越えだ。
相生から赤穂へと抜けるこの高取峠、
長い。暗い。容赦ない。
最初の10キロをダークな峠越えに取られて赤穂市街に入った頃、
ここでようやくの夜明けだ。7時前。

冬の日照時間の短さは、今後も暗い時間帯の移動を増やすことだろう。
メットの前後に強力サーチライトとか、秋の間に作っておけばよかったかな。
動力がペダルの人力だったら切ない。

ルートは、昨日に懲りずに相変わらず国道250号線を行く。
あら奥様!歩道も少ないし路側帯も狭いこと。
でもなんちゅうか、このひなびた風情は悪くない。歩き通しだが。
そんなこんなで、兵庫県終了。岡山県潜入。

小豆島行きフェリーのある日生(ひなせ)という町でしばらく休む。
この日生、「カキオコ」というB級グルメで町おこし中らしい。
カキオコってのは牡蠣の入ったお好み焼きのことらしく、
想像するとふむ、ちょっと旨そうだ。
町のあちこちの飲食店には、「カキオコ」という赤い文字の揺れるノボリが立ち並んでいるぞ。

立ち並んでいるぞ。
と書いといて、食わずに通過するのが俺のいいところである。