ピカチューなのかエレキャットなのかハッキリしろ

 
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ここ数日は世間では寒いと言われているようだが、
わりと天気がいいのでアウトドアワーカーの俺としてはどうってことはない。
むしろ顔のサングラス部分以外が日焼けして痛い。
 
そう、痛いといえば。
怖ろしいことが起こっていたのだ。
なんと最近、ポスティング中にポストに触れると、感電する。
 
いわゆる静電気ってヤツだな。
薄手のグローブ越しにビリッ!と来るあの感覚。
なかなか痛くてシャレにならない。
ポスティングが仕事なのにポストに触れられないのはもっとシャレにならない。
 
おかしい…。
これまでの長いバイク配達歴の中で、静電気を食らうことなんてまったくなかったのだが。
不思議かつ痛いのがイヤなので、今までと変わった点を必死に調べたところ、
 
1つはバイク。(クロスカブ)
もう1つは、最近買った防寒用のオーバーパンツ。
 
この2点に行き当たった。
最初はバイクの不良かとも思ったが、そうではなさそう。
 
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これだ。
滑り止めの効いた素材でできたバイクのシートと、ザラザラした生地のオーバーパンツ。
寒くて乾燥した気候でこの2つが擦れ合うせいで、どうも俺のセクシィボディは帯電してしまうらしいのだ。
 
なるほど、原因は大体わかった。
ならば次は対策である。
とにかく感電したくないということでまずはゴムでコーティングされたグローブに変えてみたが、
なんとゴム越しにでもビリッとくる!
あまり分厚いものにすると仕事に支障が出るから、とりあえずグローブ作戦は断念。
 
じゃあとにかく身体から電気を安全に逃がせばいいのでは?
ということで、次は靴に針金やら銅線やらをグルグル巻きつけてみた。
ゴム底だと絶縁してしまうところに電気を通す。
そう、地面に電気を逃がす、アースの発想だ。
このアイデアは見た目は相当怪しいが、それなりに効果はあるような感じ。
 
それならもう一歩踏み込んじゃってもいいんじゃない?ってことで、
 
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これだよこれ。
静電安全靴!
 
カミナリマークが小学生男子の好むムダにハデなクツっぽいが、これが実は静電靴の証。
なんと身体に帯電した電気を地面に逃がしてくれるそうな。
アースだよアース。
 
へー、こんな素晴らしい物体が世の中にはすでにあったんだな。
このような機会でもないとホームセンターに5000回行っても一生認識しなかったことでしょう。
 
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効果は絶大。
今日も冷えてて乾燥していたほうだと思うんだが、ポストの金属部に触れても一切感電しなかった。
 
だがまぁ、まだ複雑な気候条件などが隠れているかもしれないので、完全には安心してないんだけどな。
実はポストに触れる際、
指先からではなく先に手の甲を押しつけるという大変チキンな動作が無意識レベルで習慣化してしまった。
痛みの学習効果というのはつくづく強力なものだと感心する。
 
これはあれだ、パブロフの犬だ。
そうか、俺は今、パブってるんだな。
 
毎日そんなことを考えながら労働している。
 
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さらに、本場タイ料理の辛さには気をつけろ、ということもパブった。