#旅行
この先が長い。 よい寝床でよく寝た。 ブロンドゥオスのキャンプ場、ここはいい。寒くもない。いい季節になってきた。 さて今日は、ロウガルバッキという小さな町まで行けるかなってところだ。 どうしてもってわけじゃないけど。 これから土日なので、小さな…
次の町まで50キロ。 朝8時前、アニカ宅を出る。 アニカとグレタの二人はまだ寝ているのか寝室から出てこなかったので、 書き置きを残してこっそり脱出。 サウザルクロウクルにも港がある。 この辺なんて北極圏だろうに、冬は凍ったりしないんだろうか。 そ…
ヴァルマリーズは存在感が薄い。 寒い夜だった…。今も寒いけど。 テントを建てるのを面倒がるとこうなる。 まだ5時か。 近所のドライブインが開くのは9時らしい。 この大して広くもない町を散策しながら開店を待つとしよう。 しかしこのヴァルマリーズとい…
このへんにいるのではないかと。 峠にさしかかると、雨はやんだようだ。 ありがたい。 なんせ、 雪に変わったからなぁ。 この期に及んでまだ降るか!! 雪とは言ってもみぞれに近い。 だから服が濡れる。 ハプンで買った防寒着の防水性が試される時がついに…
朝。 起きていくと、いつものようにグンラが朝食の準備をしてくれる。 それも今日で最後だ。 目の前の白いポットにはいつでもホットコーヒーが入っていて、 皆さんが心おきなく24時間コーヒーを飲めるようになっている。 昨日の食い過ぎとコーヒーの飲み過ぎ…
いきなりだが、30代半ばのグンラと今は亡き旦那さん。 40年ぐらい前の写真である。 うーん…。 なるほど…としか言いようがない…。 この写真を元にして、グンラから昔の話を聴くのは楽しい。 長い話の後、彼女が呟く。 「みんな死んでしまったわ…。」 グンラは…
本日、ようやく雨。 やることもなく、したいこともなし。 もっぱら部屋で寝て過ごす。 あ、そういえば! 昨夜、部屋であの猫柄のカップを落として割ってしまったのだ。 寝ようと思ってカーテンを引いたら、窓際にあったカップに当たってしまった。 アイスラ…
朝の10時過ぎ。 昨夜オトナのバールで飲んだ帰りに泊めてもらったカレのアパートを出る。 カレたち関係者全員に『ボロアパート』と称されているここ。築50年は過ぎているそうな。 日曜日のアークレイリの街は静かだ。 ブラブラと散歩しながら、遠回りにグン…
朝帰り後、少し寝て、11時には目が覚めた。 昨夜はビールを3杯ほどしか飲まなかったので、酒も残っていない。 あぁ、今日から5月かぁ。 もう1度ブレーキの修理にとりかかってみる。 うん、少しはマシになったような気がするな。 ひょっとすると直ったかも…
長い散歩を切り上げて家に戻ると、ほどなくして夕食。 グンラとリンダが腕を振るってくれたこの料理は、ええと…。 ミートソースに米が混じってて、それをパンに乗せて食うという、何か斬新な…そんな料理。 米とパンを一緒に食うという発想に驚きはしたが、食…
朝起きて部屋を出たら猫がお出迎え。 油断してると部屋の中にも入ってくるからな…それだけは阻止しなければ。 昨日このお宅に入った瞬間からずっと思っていたんだが、 この家、毛が凄い。 でもきっと住人はまったく気にならないのだろう。 これは愛だ。そし…
よーーーうやく、アークレイリに到着!! 今回の地図はわかりやすいぜ。 ルンルン気分で、まずは街の中心部を目指す! おっと、かなりデカい看板を発見。 街の詳しい地図と各種の店や施設が網羅されているな。これはチェックしなければ! で、地図に向かって…
ロウガルはグーグルマップでも町だとは思われておりません。 夜中はそこそこ雨が降ったようだが、テント内はさほど湿ってもいない。 やはり立地の勝利だ。ここに泊まったのは正解だった。 しかし荷物と一輪車がジャマで身体を充分に伸ばせなかったせいか、熟…
ツーリストセンターの裏に建てたテントで朝を迎える。 明るいところで見るとこのロケーションはやはり異様だ。 とっとと撤収しよう。 昨夜は風が強くて気温も低く、かなり寒かった。 オマケに温室追い出され事件などもあった。 朝になってしまえばもうこっち…
14時。 そこそこのアップダウンを繰り返しつつ、トータルでは順調に標高を下げる。 今日はおおむね追い風気味なので本当に助かる。 この調子で行けるところまで行こう。 長々と伸びる、とある上り坂。 はるかかなたから、点が近づいてくる。 あ、自転車だ。…
宿を早くに出て、6時半にスタート。 さて。これからいかにも、上り坂だ。 見るだけでもウンザリする。 まずはこの坂を越えて、次に高地を突っ切る。 明日の天気は少し微妙な感じみたいなので、やはり今日が勝負だ。 どこまで進めるか。 今はこのへん。 坂……
起きたら雪。 それでも、今日は出発。 大量の食料はリュックの中に詰められるだけ詰めて、 あとはしょうがないので上に積む。 お世辞にも見事なパッキングとは言えないが、落ちなければそれでいいんだ。 見栄えよりも食料の確保が最優先! 朝8時半。 様々な…
今日は雨予報だったハズなのに、朝はとりあえず晴れ。 ペットボトルの水が少し凍っていて、夜はそこそこ冷えたことがわかる。 でも昨日買ったブランケットの効果は絶大! こいつを下に敷いておくだけで、今までのように地面からの冷気で悩むことがまったくな…
エギルスタズィールのキャンプ場。 爽やかな朝ー。 トイレに行きたいところだが、ガソスタ併設のドライブインは土曜日10時開店と書いてある。 今はまだ8時なので、散歩でもして待つとしましょう。 カワサキじゃなくて、DERBI?…知らんな。 でもスパイクタイ…
やたらといい天気だ。 起きたら8時半。寝すぎた。 少し疲れているようだ。いや、だいぶ。 今までの緊張が緩んで、ドッと疲れを感じているんだと思う。 1階に下りるとヒャッティがいた。サントラはもう仕事に出ているようだ。 ヒャッティは今日は休みなんだ…
サントラがちょっと危なっかしい手つきでブッ飛ばす古いニッサンのクルマは、 ほどなくして海沿いの小さな町にたどり着いた。 セイズィスフィヨルズルという町だ。 元はなぜかインド雑貨の店だったという彼らの家に入れてもらう。 中は意外と広い。2階の右…
エギルスタズィールの中心部っぽい場所に到達。 レストラン付きのガソリンスタンドとかなり大きなスーパーマーケットがある。 まずはアイスランドの街によくある地図&案内板を探して街の情報を得たいところだが、 なぜかどこを見回しても地図のようなものが…
いろんな夢を見た…。 台湾が出てきたような気がする。 まだ何が夢で何が現実かよくわからない。 でも右ヒザに激痛を感じて動かせなくなったのは、どうやら夢だったらしい。 気温は相当低いように感じるが、 寝袋の上に毛布を巻いて寝ていたおかげで、身体は…
目の前に、山が。 上に向かって伸びていく道は、途中から見えなくなっている。 どこに行き着くのかまったく不明だ。 この山の裏側で下り坂になっているのか。 それともまだずっと登りが続くのか。 もう19時を過ぎている。暗くなるのは21時ぐらいだ。 あと2…
真夜中。 無風。無音。 目が覚める。腹が痛い。なんでだ。 下痢になる。 3回の放流のあと、どうにか落ち着く。 外は雪が舞っている。 下痢か…。アイスランドに来て、初めてだ。 身体を冷やしてしまったのかも知れない。 バーナーで湯をわかし、紅茶に生姜粉…
変な夢をたくさん見た気がする。 デューピボーグルの朝。 とりあえず宿は出たものの、天気が難しい。 風はやはり強いが、昨日よりはちょっとはマシかも知れない。 しかし明日は雪の予報なのだ。 このままもう1泊するほうが賢明なのかも知れないが…。 少しだ…
おそらくこの辺にテントはある。 夜。凄まじい風だった。 本気でテントがつぶれるかと思った。 フレームがヘニャッヘニャにしなりまくっていた。 そして今朝。めちゃくちゃ寒い。 防寒着を着こんでいてなお、テントを出ると身体が動かないぐらい寒い。 テン…
天気もいいし、出発だ。 気温はきっと0度もないけどな。 ローザのはからいで1泊1500IKという破格値で泊まれたホウカフェトルのコテージを出る。 昨夜食い過ぎた鮨飯もどうにか消化されたようで、体調もまずまず。 運動不足な頃の俺なら間違いなく腹を壊し…
カフェテリアの隣にあるスーパーで、スシの食材を買うことに。 そんなもんあるわけないとタカを括っていたのだが、あったよ…。 スシ用の米(なんでスシ用なのかは不明。ジャポニカ米ってことか?) スシ用の酢(なんで以下略。すでに調合された鮨酢ではない…
雨予報だった昨日は、結局降らなかった。 そして今日は雪予報の日なんだが、朝からいい天気である。 しかし、寒い。0度はない。風も強い。 日中なら身体を使って移動していればまだ大丈夫だと思うが、夜は危険だ。 やはりハプンにいる間に防寒着を買ってお…